独身最後の週末は、
実家ですごしました。

うちのトレードマークの金木犀はちょうど満開で、
とっても良い香りで迎えてくれました！

伊勢の親戚からはエビが届き、
福井からはすきやき肉が届き、
加古川からはアナゴもきて、

新米と一緒にたらふく食べちゃった。
太りそう！




さてこの週末☆

母と涙ながらに語り合い・・・

って場面は実はなくて、

実家で一気にリラックスしたわたしは１８時間眠りつづけ、
母は語気荒く菓子屋やホテルにTELしつづけ・・
という始末（＾－＾；）

まだ実感わかないな。
だって、いまだ緊張状態だもん。

結婚式も終わって肩の力が抜けたときに、
いきなりガツンと郷愁がくるのかもしれないね、
なんて思いながら。


でも、
夜中ふと目覚めたベッドで天井を見上げ、
なんだか心がしんとしました。


　２０年近く眠りを与えてくれた、この頑丈なフランスベッド
　（ここで、ものすごくたくさんの本を読んだ）

　小学校～高校まで使いつづけた、あの勉強机
　（ここで、どれだけ問題を解いたか分からない）

　白い本棚と、作りつけのカラーボックス
　（今でも、1000冊以上の本が残ってる）


　母に怒られてうずくまって泣いたソファも、
　クローゼットに眠るガイコツのオブジェ（え・・・）も、
　教科書を何１００ｐも写したホームコピーも、
　昔描いた絵も、


いろんなものがこの子供部屋にはあって、
それは
わたしの成長を見守ってきてくれたものたちばかり。

“八百万の神”精神のわたしは、
家具をなでながら「ありがとう」と言って、部屋を出たのでした。

そして最後に、
母屋にある祖母のお仏壇にお線香をそなえた。

これはもう、
どうしたって泣ける。

なんであと２年間待てずに死んじゃったの？

って、たまらない気持ちになるから。
わたしの花嫁姿を一番楽しみにしてくれていたのに。
無念だし、悲しい。

でも、
この寅年の祖母の背中を見てきたことを生かして、
根性強くあろう！と思った。

そしてこれからも継続して、
母の背中を見続けていきます：-)
がんばらなくちゃな～！

もうすぐ姓は変わるけど、
この京都の家を守るのはわたしだし、
数年後には戻ってくるつもり。

まだまだパワーはためていかないとね。

でもとにかく、
もうすぐ一区切り。
人生考え直す時期も近づいてきそうです。