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カテゴリ:映画
第31回 「日本アカデミー賞」 http://www.japan-academy-prize.jp/ の中継日 後半だけ、見ることができました。 気になる結果は、 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* ◆最優秀主演女優賞:樹木希林さん ◆最優秀主演男優賞:吉岡秀隆さん ◆最優秀作品賞:『東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン』 -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* などなど (他の結果はHPにて☆) 吉岡秀隆さんは、 昨年にひき続きの二冠で、ビックリ わたしは、 昨年の日本アカデミー賞授賞式で、 彼が言った言葉をものすごくきちんと覚えています。 壇上でゆっくりとおだやかに口を開いた吉岡さんは、 こう言ったのだ。 「いつまでも日本映画が誰かの心を照らし続ける光でありますように」 これを聞いて、 なぜかワッと泣けたことを覚えてる。 今年の彼の受賞の挨拶では、 すこし慌ててオロオロしながらも、 「ボクは映画の力をずっと信じていたい人間なので・・」 と言うてはった。 ホノボノしたし、シミジミしたなー。 わたしは日本映画が大好き。 外国映画も好きだけど、もっと好き。 自分たちの国の言葉、 自分たちの国の映像、 自分たちの国の歴史、 自分たちの国の今、 自分たちの国の感情、 それってすごくまっすぐ心に入ってくるし、 すごくまっすぐ心に残る。 今回、 最優秀主演女優賞を受賞した樹木希林さんのスピーチは、 数日前に亡くなった市川崑監督についてだった。 (市川崑監督は)映画を80本撮りたかったけど、 それは叶わなかったので、 80本目は次世代の監督たちにまかせる、と そういう顔をして、 亡くなってゆかれたと。 そうやって、 いろんな監督たちによって、 日本映画は受け継がれてきたんだなぁと思った。 半世紀以上にわたって 日本の映画界を見続けてきた市川崑監督の遺作は 自作リメイク版の『犬神家の一族』になった。 その場に居合わせられて、 劇場でその映画を見られてよかったなーって 今でもそう思う。 というわけでワタシもどっぷり、 日本映画に照らされて、ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.15 23:52:54
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