|
カテゴリ:アート
2008/8/12~26 ユリア・ヴォリ絵本原画展 @美術館「えき」KYOTO(京都ISETAN内) ―洗練された色使いと、キュートで愛らしい「ぶた」とその仲間たちが繰り広げるシュールな日常生活。フィンランド出身の絵本作家ユリア・ヴォリの「ぶた」は、翻訳されるやいなや日本でもたちまち若い女性たちに大きな反響を呼びました。会場では、「ぶた」「ぶた ふたたび」「ぶた いろいろないろ」などのぶたシリーズに加え、新刊「イエコさん」など原画約130点をご紹介いたします。 ------------------------------------------------- フィンランドの絵本作家ユリア・ヴォリさんの、 原画展にいってきました 「ぶた」 という絵本シリーズで有名になった方です。 この絵本は、 いっぷう変わっていて楽しいのだ ストーリーは1ページ完結型で、 ともすれば、 漫画的といえるかも 主人公の「ぶた」をはじめ、 アナグマのこども、すずめ達など、 キュートな動物たちが登場するのですが、 おもしろいのは、その現代的な生活! ぶたはヨガにいそしみ、 キノコはエステサロンを開き、 すずめ達は足浴につかり アナグマの赤ちゃんは株を買い・・・ ときに彼らは むしょうに悲しくなって、1人ではいられなくなって、 友だちを訪ねたりする。 友だちは、 孤独にさいなまれている仲間のためにお茶をいれて、 お菓子を買って、 風変わりな遊びを楽しんで、 そして満足して眠りについたりして・・。 シュールでいて (シュールっていう言葉は嫌いなんですが)、 なんだかとってもあたたかい絵本なのです 色彩もすごく豊かで、 わたしはノックアウトされました 帰りに物販コーナーで絵本「ぶた」を購入すると、 ラッキーなことに、 ちょうど来日していたユリア・ヴォリさんのサイン会に間に合い、 一言交わす機会にめぐまれました やさしそうな、 若くてやわらかい雰囲気の素敵な女性!!! この「ぶた」も、 悲しいことがあった彼女の友人に宛てて、 何か素敵なものを描きたいという気持ちから生み出されたということです。 未翻訳の絵本もあるので、 これからも新刊を追っていきたいな ------------------------------------------------- なんとなく気分がすぐれない これは優柔不断な性格のせい? …それとも、宇宙の力? …それとも、デパートで売りもののバスローブに、泥んこの手のあとをつけてしまった罪悪感のせい? …それとも、自由が恋しくて? そんなときに、友だちが 映画につれだしてくれた。 『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』。 気分がかる~くなった。 お風呂の中では体重も840グラムよ。 (ユリア・ヴォリ「ぶた」より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アート] カテゴリの最新記事
|
|