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テーマ:最近観た映画。(40131)
カテゴリ:映画
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (あるがまま、当たり前の日常茶飯が、真の道であるという意) 気になってた映画を、見てきました。 ******************************************************* 2009年1月10日公開 監督・脚本 : 高橋伴明 原作 : 大谷哲夫 出演:中村勘太郎 、内田有紀 、藤原竜也 他 『禅 ZEN』 http://www.zen.sh/ ストーリーはこちらから ↓ ↓ ↓ http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD13457/story.html ******************************************************* 「禅」とか「座禅」とか「ZEN」(逆輸入)とか よく知られている言葉なのに、 実は歴史上ピンとこない。 そんな曹洞宗の開祖・道元の生涯を、 映画仕立てにしたものです この映画、 賛否両論あるようですが、 わたしにはクリーンヒット (VFXは最悪だったけどね~) というのも、 映画の出来云々よりも、 「座禅の元祖ってこういうことなのね?」 「道元ってこんな人生だったのね?」 とはじめて知った感動が大きい(無知すぎる・・) わたしは今チャネリングの練習をしているのですが、 その勉強と重なることが多くてビックリした 「座禅」はつまり、 今の世に流行中の「瞑想」に似ているのかもね。 “仏は自分の中にいる”という思想も、 すんなり心に入ってきました。 我が子を亡くした遊女(内田有紀)が自殺未遂をしたとき、 道元はこう言います。 あなたのなかに仏がいる。 自らを殺すことは、仏を殺すこと。 他者に依存することは、自らの仏を否定すること。 難しいことだけれど、 深く納得。 尊敬する先生sayaさんに、こう言われたことを思い出した。 「真のヒーリングは、自分の内側からしか起こらない。」 何事においても、 自分自身で納得・変化しないと、なんの解決にもならないというお話です。 (たとえば占い等で「恋人と別れなさい、それがあなたのためよ」と一方的に言われても、自分が心から納得できなきゃ何の意味もないだろー、とかな。) まず自分の核を探して見つめ、 それに対峙することが1番大切。 そして、その全行程を行えるのは自分だけ・・・ ってことですね。 ま、それが厄介で難しいことなんだけどさ。 で、瞑想などは、 自分の核を見るのに有効な作業のひとつだと思う。 本などの中にある既存の知識を求めるのではなく、 他者から説法を聞くのでもなく、 自分の内から何かを生みだし、本当の意味で「知る」こと。 自らの恐れや、恥や、喜びや、目的を、 血肉として認識することは、 とっても大切なことだなーと最近思いはじめている。 なので、 「ただひたすらに坐るのみ」 を説く座禅は、誰が行っても確実に一定以上の効果を上げられるものだと思います。 (ゲダツ目的でなくとも、実生活に役立つゾ) でもさ、 最近その「ただ座ること」がおろそかになっているワタシは、 自分のサボりっぷりを痛感~ とほほ。 だって、 「ただ座ること」ってむちゃくちゃ難しいだよ~ やー。 がんばります ********** ところで、 話を映画に戻すと・・・ ・特殊効果が、ものがたりをブチ壊してる ・内田有紀は、なんであんなにキレイなんだろう?とつねづね ・道元の役は難しかったと思うけど、中村勘太郎はめっちゃ好演 に尽きますね。 あ、そういや監督の高橋伴明氏は、 「TATOO(刺青)あり」の監督なんですよね。 すっかり忘れてました。 いやいや、 「禅 ZEN」、良かったです 仏教にはずっと興味があったので、 これを機にいろいろ読んでみます~ しかし映画館を出てから・・・ 私「すっごい良かったねー!」 夫「え・・!どこが?!」 かみ合わへーん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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