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テーマ:今日見た舞台(965)
カテゴリ:舞台/コンサート
好きな小説がお芝居になったので、
いそいそと観てきました ひさびさの、グローブ座です 発売日をずいぶん過ぎてからチケットを取ったんだけど、 前から2列目で観ることができたよ ラッキー (↑埃をかぶってもいいから、芝居は前列で観たい性格。) **************************************************** アトリエ・ダンカン プロデュース 「夜は短し歩けよ乙女」 http://www.duncan.co.jp/web/stage/otome/ 原作:森見登美彦 脚本・演出:東憲司 出演:田中美保/渡部豪太/ベンガル/辺見えみり **************************************************** 原作の森見登美彦氏は、京都大学農学部ご出身。 小説「太陽の塔」で日本ファンタジーノベル大賞を受賞されました 彼の小説の多くは、 モテない京大生のくりひろげるファンタジックな日々のこと・・・ ものがたりには、 なんともいえずバンカラなおかしみがあって、 “古き良き大学生像”に頬がゆるみます わたしは大好きです 実はわたしは京大農学部につとめていたことがあるので、 小説の舞台がすべて、 目にありありと浮かぶし・・・それもまた醍醐味 京都の町の風景もたくさん出てくるし、 京都出身者には格別にうれしい小説やわぁ さて、 この「夜は短し歩けよ乙女」も、 京大生を描いたものがたり 空中をでんぐり返りしてみたり、 3階建ての電車で神出鬼没に移動する老人がいたり、 空から鯉からふってきたり・・・ と、ファンタジー要素も満載なので、 「どうやって舞台化するんだろう」 と頭をひねっていたのですが、 素晴らしく工夫された演出になっていて、すごくおもしろかった 愛のある原作、 愛のある舞台! という感じでした 出演者も、 若い世代に人気のモデルさんがBEAMSの服で主役を張ったり、 味のあるベテラン役者さんが場の空気を和ませたり、 新旧入り交じる良い雰囲気でした なかなか和やかな空気の、 良いお芝居でした~ 原作は文庫にもなっているので、 学生ストーリーや京都がお好きな方は、ゼヒお読みになってみてくださーい 『夜は短し歩けよ乙女』 『太陽の塔』 しかしやはり、 辺見えみりさんにはカッコいい女のオーラがあるよね ちょっとつぶしたような声も、味があって良かったです 場面ごとにシューズを替えていて、 それが、 動きやすそうだけどオシャレなハイヒールなのよ きっと私物(or 自分で選んだもの)なんだろうなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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