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カテゴリ:アート
先週末のこと
写真家やなぎみわさんの、 新シリーズの写真展に行ってきました やなぎみわ 「マイ・グランドマザーズ」 http://www.syabi.com/topics/t_yanagi.html 2009年3月7日(土)-5月10日(日) @東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内) この写真シリーズのコンセプトは、 「50年後のわたし」。 やなぎみわさんが女性とじっくり対話し (長い場合は1年ほども!)、 各人の想像する「自らの老婆像」を絞っていきます。 そして、 その本人をモデルにして、老婆像のシミュレーションを写真にする・・・という段取り (撮影には、特殊メイクやCGが使われます) 「数十年後、 自分はどんな老婆になっているんだろう・・・?」 その想像の奥底には、 もしかすると、 今まで知らなかった自分のココロが横たわっているのかも。 女性が想像する「自分の老婆像」・・・ そこには、 いろんなものが見えると思います< 意外と、死への恐怖は少ないかもしれない。 ファンタジー要素の強い女性の想像する未来には、 ・来世につなぐ希望 ・「母なるもの」としての義務 ・女の欲望 ・・・が垣間見えるのかも。 時間・経済・空間・技術などの制約がない条件下で、 自分が考え出す「自分の理想」(もしくは「怖れ」)とは、 実は自分の持つ、まるのままの世界観なのかもしれないね そういう潜在意識をふだんから意識すると、 女性の持つ様々な可能性の開放につながると思うのですが、 どうでしょうかね やなぎみわさんの作品を観ると、 老若 美醜 生死 虚実 が、相対的なものではなく、 代替可能なものであると思い知らされます 本当に「生」について考えさせられる点が多いです。 やなぎみわさんの写真は大好きで、 思うところはいろいろ・・・。 ちなみにこの展覧会はGW空けまで開催しているので、 アートが好きな方はゼヒお運びくださいー もう写真集も出てます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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