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カテゴリ:トルコ
今日は人生で初めて気球に乗った。朝5時にギョレメカンパニーの人がホテルまで我々を迎えに来てくれ、気球乗り場へ向かった。この気球はカッパドキアのハイライトでもある。トルコに行った友人が強く勧めていたので、絶対に乗ろうと決めていた。
ドキドキしながら気球の箱に乗り込む。一つの気球に対して16人前後の人が乗る。気球の操縦士がゴーッと音を立てて気球内に火を吹き込む。周りの気球が次々に地を離れていく中、私の乗る気球もふわっと宙に浮かんだ。うわ〜、と感動してしているうちに気球はみるみる空高く浮かび、カッパドキアのユニークな地形が目の前一面に広がった。 すごーい!カッパドキアの美しい大地、その上に浮かぶ数え切れないほどの気球、そしてサンライズ。なんとも言えず、素晴らしい景色だった。この気球は約1万6千円もするのだ。昔の貧乏バックパッカーの私だったらまず乗らなかっただろう。お金を出すとこんなに美しい景色に出会えることを知った。歳をとり、それなりの収入もある私はもう貧乏バックパッカーには戻れないことを知っている。旅は年齢相応の楽しみ方があり、年相応の感じ方がある。若い時のがむしゃらに楽しかったあの感覚はもう戻ってこないのだと思う。 気球ツアーは全部で約3時間、そのうち空に浮かんでいるのは1時間くらい。ツアーを終え、ホテルで朝食をとった私はギョレメから約2キロのところにあるギョレメ屋外博物館へ歩いて行った。坂道なので結構疲れるが、周りの景色を写真に収めながらダラダラ歩くのも楽しい。 ギョレメ屋外博物館 夕方5時半からローズバレーサンセットツアーに参加した。「カッパドキアの谷を1時間半ほど歩いたところにローズバレーがあり、そこのサンセットが非常に美しい。気球の景色よりも感動した。」と昨日の夜一緒にご飯を食べた韓国人に強く勧められ、「気球よりすごいなら」と参加を決めた。参加してビックリ!!なぜなら参加者約50名のうち約9割が韓国人だったのだ。 ここで韓国人のファッションについて一言。ここトルコではどこへ行っても会う韓国人。女の子の服装がビックリするほど同じなのだ。韓国のアイドルグループKARAの影響を受けているのだろうか、7割の女の子が短パンをはき、長い(!?)脚を見せている。一昔前は野球帽のような帽子が流行っていたが、今はつばの広い帽子が人気のようだ。ちなみに彼女たちのおしゃれ着はワンピースかふわふわのスカート。そしてサンダル。移動では基本みんな中サイズのスーツケースをゴロゴロ引っ張っている。みんなもれなく、と言っていいほどこのスタイルなのだ。もっと個性をだしてもいいんじゃないかと思ってしまう。でももしかして日本人も同じなのかな。外から見れば同じ格好をしていると思われているのだろうか。 話がそれたので戻して、ローズバレーについての感想を書こう。うーん、とてもキレイではあったが、気球には勝てないなあ。韓国人が語っていたほどの感動はなかった。サンセットの景色は日々違うだろうし、見る場所によっても美しさは違うだろう。韓国人が行った日はもっと美しかったのかもしれない。一番は自分の目で確かめてみることである。 今日の支出[1ドル=2.15TL, 1TL=48円, 1ユーロ=137円] EMRE’s STONE HOUSE HOTEL 20TL バス代(ギョレメ→イスタンブール) 70TL 気球ツアー 160USドル 夕食 15TL ギョレメ屋外博物館 20TL ローズバレーサンセットツアー 20TL 水 0.75TL コーヒー 5TL ギョレメの宿について EMRE’s STONE HOUSE HOTEL 20TL 12人女性専用ドミトリー エアコンなし(扇風機一台あり) 朝食別(10TL) ベッドふわふわ、清潔 wifiあり 日本人女性がオーナーで良心的。バス停にすごい近いのが何より魅力的。ギョレメではここに泊まることを一番に勧めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.08.26 20:13:28
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