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テーマ:ニュース(100214)
カテゴリ:サッカー
U―21日本代表は14日、昌原総合競技場でU―21韓国代表と対戦し、1―1で引き分けた。前半5分にセットプレーから失点したが、後半20分にオウンゴールで同点とした。シュート19本を浴びる劣勢の中、アウエーで価値あるドロー。初招集された高校生MF乾貴士(18)がキラーパスを披露するなど、主力の招集を見送った“2軍メンバー”で反町ジャパンが無敗を守った。
幸運な形で同点弾は転がり込んだ。0―1で迎えた後半20分、左サイドを突破した上田が中央にクロスを送る。走り込んだFWカレンが頭で空振りしたボールが相手DFの頭に当たりネットを揺らした。内容では圧倒されたが、粘ってつかんだドロー。反町監督は「日の丸のユニホームを着て厳しい試合をしたことがない選手がほとんどだったので、いい経験になった」と収穫を口にした。 今遠征はJリーグの過密日程を考慮してFW平山、MF梶山、苔口、DF中村ら10月25日のU―21中国戦の先発メンバーの招集を見送った。集められたのは、いわば“2軍”。A代表経験者7人をそろえる韓国を相手に無謀とも思われたが、フレッシュな選手が、いい意味で予想を裏切った。 飛び級選出された唯一の高校生MF乾は後半34分から途中出場し、その4分後にはMF水野に中田英寿氏ばりの絶妙キラーパスを送り好機を演出した。「相手が疲れていたのでドリブルで仕掛けることを意識した。緊張せずにいつも通りプレーできた」。乾自身も伸び伸びプレーできたことに手応えを感じた様子だった。 この世代の韓国戦初白星はお預けとなったが、反町ジャパン発足後の対外試合は5勝1分けと不敗を継続。主将を務めたMF谷口は「後半は落ち着いてできた。負けなかったことは次につながる」と力を込めた。21日にはホームで韓国と再戦するが、平山ら主力組も加えてベスト布陣が組まれる見込み。当然、この日、反町監督の目に留まった選手も招集される可能性が高い。最強布陣で次こそ宿敵を撃破する。 ≪洪明甫監督代行も合格点≫韓国の同世代が日本戦の不敗記録を6に伸ばした。前半5分にCKからMF朴主永(パク・チュヨン)がヘディングで先制すると、その後も優位に試合を展開。後半20分のオウンゴールで勝利こそ逃したが、地力の差は十分見せつけた。洪明甫(ホン・ミョンボ)監督代行は「リードを守れずに失点したが、予想以上に選手は頑張って要求に応えてくれた。ベンチは楽に試合を運べたと思う。前半は完ぺきだった」と満足そうに話した。 yahooより お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.15 12:15:34
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