|
テーマ:FXデビュー!!!(6250)
カテゴリ:FX・CFD
ポンド円、下値模索で136円割れうかがう場面も
加ドル円、じり高基調維持で82円台へ ポンドは英当局者のネガティブな発言を受けて上値が重い展開。次第に売り基調弱めて買い方向へ転換するにしても、上下に揺さぶるような動きを挟みながらになりそう。ポンド円はまず、テクニカル指標が集束する136円割れを意識した売りが先行しそうだ。 ポンド:一目・雲、90日線水準が下値メドとなるか 今週ポンドは売りが先行。前週まで、米金融機関決算にこれまでの懸念を弱めるような好結果が多く見られ、リスク回避の動きの後退から底堅い推移となっていたがそれも一服。22日、ダーリング英財務相が財政赤字や成長率が戦後最悪の状態になるとの見通しを示すなど売り材料を織り込んで、ポンド円は1日以来の141円割れとなった。好材料を拾ってポジティブに反応するサイクルが、いったん収まった感がある。足もとでも、売り込まれたところを突くようにスペック系の買いが入って、急速に上昇する場面が見られた。さらに上昇基調を強めることも十分想定できる。 しかしダーリング財務相を始め、英金融当局者から英ファンダメンタルズについてネガティブな発言も多く聞かれた。底流にあったポンド売りの地合いはすぐに変わりにくく、次第に売り基調弱めて買い方向へ転換するにしても、上下に揺さぶるような動きを挟みながらになりそうだ。ポンドドルは1月12日以来の1.5ドル台、ポンド円は年初来高値151円半ばをつけて以降の高値もみ合い水準を維持しきれず、まだ売りが進んでいるとみたい。しばらくは落ち着きどころを探りながら、下値を模索する局面が続くだろう。 テクニカル的に、ポンドドルは1.4265ドルまで低下する日足一目の雲上限に沿ってじり安に、ポンド円も3月30日にいったん下げ渋った136円割れが意識される展開となるのではないか。ポンド円の136円割れでは、現在は日足一目の雲や90日線が推移している。 ただ、ユーロポンドがチャート上でユーロ買い・ポンド売りが停滞しやすい2月の0.88ポンド前後をコアとするもみ合い水準から反発し、徐々に抵抗となる雲の下限0.9079ポンドに接近している点は警戒したい。ポンド売りの一因となっていたユーロポンドでのテクニカル要因が、ある時点を境にポンドのサポート要因に転換する可能性は捨てきれない。ユーロポンドの日足一目・雲下限0.9079ポンド近辺での動きは警戒したい。 加ドル:量的緩和の方針にブレ、まずは加ドル買いで反応 加ドル円は21日、サプライズの加利下げを受けて78円前半まで下落した。しかし23日、カナダ銀行(中銀・BOC)金融政策レポートで量的緩和の方針が明確に打ち出されなかったことで反発。量的緩和については強弱両方の側面があり、取りやめが必ずしも加ドル買いにつながるとは限らないが、まずは買いで反応して80円前半を回復した。対ドルでの加ドル買い基調の波形は、利下げを受けていったん崩れたが、新たな加ドル買いトレンドをスタートし始めてきた。そうなれば加ドル円もじり高基調を維持できる。基準線79.50円近辺での底堅さを維持し、利下げ後の大陰線を取り戻す82円台の回復が目先の目標となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.25 11:45:22
コメント(0) | コメントを書く
[FX・CFD] カテゴリの最新記事
|