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テーマ:FXデビュー!!!(6244)
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東京市場は主力株中心に全面高へ。特に連休中の4日間では米金融株の上昇が目立っており、相対的に出遅れ感のあるメガバンクが指数を牽引する展開か。米銀資産査定の結果についても、一部報道から既に米金融株が急伸しており、短期的には警戒要因が一つ後退した。米雇用統計、オプションSQ、新型インフルエンザの被害拡大など警戒要因はまだあるが、朝方、買い一巡後も高値圏での推移が続けば、後場からは一段高の相場展開が想定される。
日経平均ベースでは4月10日のザラバ高値を超えが濃厚で、4月28日安値を基点に新しい上昇局面に入ったと思われる。昨晩のCME225先物(円建て9425円)の水準を意識して、1月7日の年初来高値9325円を上回ることが出来るかどうかが注目される。 東京市場が連休中のNY株式市場では主要3指数がともに大幅上昇となった。特にNASDAQは先週、99年12月以来となる8週連続の上昇。週明け4日のダウ平均は前日比214.33ドル高と金融セクターが牽引し大幅上昇となった。 5日はストレステストの結果や雇用統計の発表を控え利益の確定売りが優勢となった。ストレステストを受けた19行のうち、10行の追加資本増資の必要性を指摘する一部報道があったが下値は限定的。ダウ平均で一時63ドル安まで下落する場面があったが、結局、主要3指数は小幅反落にとどまった。 昨晩のNY株式市場は反発。発表された4月のADP全国雇用者数が予想を上回ったことにより、景気に対する楽観ムードが広がった。さらに、ストレステストの結果で一部の金融機関以外は増資が必要ないとの報道が流れると一段高の展開に。ダウ平均は前日比101ドル高と1月9日以来の8500ドル台で終了。NASDAQやS&Pも反発した。 ドル建てのCME225先物は1日の大証日中終値と比べ430円高の9460円。一方、円建ての清算値は9425円となった。 今週の東京市場の2営業日のみとなる。米銀大手の資産査定(ストレステスト)の結果では、既に資本増強の必要性を指摘する一部報道などもあり、大きなサプライズはなさそうだが、金融不安の再燃が利益確定売り機運を高めかねないだけに警戒したい。 また、新型インフルエンザがGW期間中に諸外国で被害が拡大している。世界保健機関(WHO)によって警戒レベルが引き上げられれば、景気回復の足を引っ張る可能性もあるだけに注意が必要だ。 日経平均のテクニカル面では週足の13週、26週移動平均線がゴールデンクロスとなる可能性が高まっており、中長期の買いシグナルが発せられるかどうかが注目される。その際は昨年11月高値9521円や10000円に向けた動きが想定され、直近32週~33週サイクルを考えると、6月第一週から第二週あたりまでは上昇基調が継続するシナリオが考えられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.07 09:42:12
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