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テーマ:FXデビュー!!!(6162)
カテゴリ:FX・CFD
東京市場は欧米市場の上昇を背景に堅調なスタートが予想されるが、引き続き上値の重い地合いとなりそうだ。もち合いが続くドル円相場が95円台を値固めに円安方向に動きが出るかどうかがポイント。逆に円高が進行すれば企業業績に対する警戒感が強まりかねず、現在のように国際優良株を中心とした主力株の上値が限定される地合いでは終値で10000円乗せはやや厳しいとの見方が強まろう。
そういったなか、今日の日経平均は新値三本足が陽転する9992円あたりを終値でクリアできるかどうかが注目される。ただ、下落基調にある200日移動平均線とのかい離が再び10%を超えてきていることや、昨日の長い上ヒゲを目先超えられないケースでは、来週あたりから25日移動平均線の下落転換なども想定され、下押す要因にもなりえる。 1日のNY株式市場でダウ平均は57ドル高と反発。新四半期入りを迎え買い優勢となった。6月ADP全国雇用者数の結果が予想より悪化するも反応は限定的。ダウ平均は早々に8500ドル台を回復後、6月のISM製造業景況指数の結果を受け一段高へ。一時133ドル高まで上昇した。ただ、中国の6月製造業PMIの結果を受け堅調に推移していた素材やエネルギーセクターが終盤に値を消したことで、指数の上値も抑えられた。 NASDAQやS&P500も反発。業種別では生活必需品や公益、資本財などが上昇、金融は0.5%下落した。ドル建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ125円高の10055円。円建ての清算値は10000円となった。 昨日の東京市場で日経平均、TOPIXともに小幅反落。東証1部の騰落状況は上昇716、下落845で若干下落が多い程度。中国の6月PMI発表を背景に中国関連株が堅調に推移した一方、資源関連株が利益確定売りに押された。また、前場堅調だった国際優良株で後場下げに転じる銘柄が多かった。 日経平均は小幅反落。一時は10000円を超えマド埋めの動きとなったが、終盤にかけて急速に値を消す展開となった。長い上ヒゲを形成しており、それを目先超えられないケースでは、昨日の高値が戻り高値になるケースも想定される。 今後、下げのケースでも6月23日安値9511円あたりは押し目のポイントとして意識されようが、仮にその水準を下回ってくるケースでは、9300円処まで下値を見る必要が出ると思われる。 目先の上値メドは、1日高値10086円や6月12日高値10170円など。一方、下値メドは基準線の9762円や23日安値9511円、週足の雲下限の9332円などが考えられる。変化しやすい日柄は、7月1日、9日、17日、23-24日などが考えられる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.02 09:04:55
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