NYタイムでは、ダウ平均の底堅さを受けて円売り・ドル売りの流れとなり、ドル円は95円前半、ユーロ円は133円半ばまで戻りを試した。ダウ平均の底堅さを受け、日経平均もプラス圏で推移することになれば、NYタイムに下押しが限定されたドル円、クロス円が、さらに戻りを試すことも考えられる。
ただ、景気回復への期待感が薄らいでいるのも事実で、リスク回避の円買い圧力は依然として続いている。そのほか、G8サミットを直前にして積極的にリスクテイクする状況にもなく、依然としてリスク回避の動きがベースとなりそうだ。ユーロ円は日足・一目均衡表の雲の上限が推移する132.30円前後まで、再び下値を探ることも想定できる。
また、本日は豪州の政策金利が発表される。数字自体は3.00%の据え置き予想で、すでに大方織り込み済みであることから、注目は声明文の内容。その声明文では、豪州準備銀行がこれまで行ってきた一連の金融緩和政策の傾向を弱める文言が盛り込まれるかどうかがポイントとなりそうだ。
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Last updated
2009.07.07 08:59:48
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