つれづれなるままな日記

NYタイムでは円買いが優勢となり、ドル円は91.77円、ユーロ円は127.84円まで下押した。その後、株価の下落幅が限られたことで下げ渋ったが、リスク回避の動きから戻りも鈍かった。
　東京タイムでのドル円・クロス円は上値こそ重いながらも小動きか。行き過ぎた世界経済の早期回復への期待感の巻き戻しが一服した様子はなく、ドル円・クロス円は依然として下向きの圧力が強そうである。しかしながら、14日のゴールドマン・サックスの決算をはじめに、今週は米金融機関の4－6月期決算が続く。同行は比較的良好な決算見通しであることから、リスク回避を背景として過度に円を買い進む動きも一旦は限られよう。全体的には決算の内容を見極めたいとの見方から、直近のレンジでの動きとなりそうである。