5日連続の陽線引け。7月のユーロ圏貿易収支が発表され、予想よりも好数字だったがマーケットの反応は限定的。しかし、この日に実施されたスペインの国債入札が無事に終了したことが好感されユーロの買い材料になっていたようだ。なお、そうしたなかユンケル・ユーログループ議長は「介入は各国が協調して行う場合のみ有効」「日本の単独介入を快く思わない」などと強く日本の為替介入に対して非難をしている。
テクニカルに見た場合、足もとで1円未満とかなり薄くなっていたなか、一目均衡表の先行帯の雲を一気に上抜けてきた。ザラ場だけでなく、NYクローズでも111.85円レベルの雲の上限を超えている。それを受けたユーロの次の上値メドは7月高値の114.73円レベルとなる。ユーロのさらなる続伸が期待されるものの、気掛かりなのはポジションの偏り。取り敢えずは一時的だと思うが調整的なユーロの下押しにも注意を要したい。
一方、本日は東京タイム15:00に8月の独生産者物価指数、17:00に7月のユーロ圏経常収支、18:00には7月のユーロ圏建設支出が発表される予定となっている。
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Last updated
2010.09.17 10:18:08
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