2日続けての陰線引け。ただし、終日を通した値動きは限定的で、実体部も極めて小さなものに留まった。レーン欧州委員から「欧州の金融市場は依然ぜい弱」との発言が聞かれたほか、アイルランド、ポルトガルとドイツ国債の利回り格差がユーロ導入以来最大となったことが嫌気され、ユーロが売り進まれる展開をたどっている。
テクニカルに見た場合、前述したように連日の陰線引けだが足形そのものは決して悪くない。昨日も下値は一目均衡表の先行帯の雲(昨日111.75円レベル)に辛うじてサポートされている。ちなみに、そんな一目の雲の下限は本日少し切り下がり111.70円レベルとなる。本日も引き続き一目の雲の上限がサポートとして寄与するのかどうかを注視されそうだ。ただし、雲の上限を下回った場合には同下限が位置する111円前後がターゲットとして意識される可能性がある。それに対するレジスタンスはまず112.30-40円、抜けると直近高値112.98円が再び視界内に。
一方、本日は欧州委員会が欧州連合の予算見直し案提出が予定されている。
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Last updated
2010.09.21 10:40:55
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