4日ぶりの陰線引け。発表された9月のライトムーブ住宅価格など英経済指標はそれほど悪い内容ではなかったものの、ポンドの買い要因にはならず。また、有力格付け機関であるムーディーズが「英国の格付けは安定的見通しを維持する」と発表したが、そちらの影響も限定的だった。むしろ調整的な売りに押される格好で、ポンドは対ドル中心に弱含みの推移をたどっている。
テクニカルに見た場合、これまでレポートしたように一目均衡表の先行帯の雲は現在非常に薄く、上抜けのチャンスもうかがえたが昨日ポンドは小反落でファーストトライは失敗に終わったと言えるかも知れない。そんなポンドのレジスタンスは昨日下回ってきた一目の雲の下限に当たる134.10円レベルとなる。それに対するサポートはまず133.05-10円に位置する移動平均の90日線で、それを下回ると一目の基準線なども近い131円後半がターゲットとなりそうだ。
一方、本日は東京タイム17:30に8月の英公共部門純借入所要額、同公共部門ネット負債額が発表される予定となっている。
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Last updated
2010.09.21 10:45:28
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