昨日は陽線引け。ザラ場ベースでは17日高値に面併せする局面が観測されたうえ、そのままユーロの高値圏で大引けている。ユーロ圏やドイツに関して目立った経済指標の発表が予定されていないなど材料が乏しいなか、懸念されていたアイルランドおよびギリシャの国債入札が好調な結果となり、それを好感したユーロ買いがかさむ展開となった。途中でストップを巻き込むと、なし崩し的なユーロ高が進行している。
テクニカルに見た場合、下値は111.70円レベルに位置した一目均衡表の先行帯の雲の上限にサポートされ底堅く推移している。ユーロの上値トライは一旦仕切り直しとなった感も見られたが、早くも切り返しの動きが観測されており、再び上値をトライする展開を否定出来なくなった。昨日高値も近い直近安値112.98円を突破すれば、7月末に示現した前回高値114.73円をうかがうこともありそうだ。
一方、本日は東京タイム18:00に7月のユーロ圏鉱工業新規受注、23:00には9月のユーロ圏消費者信頼感暫定値が発表される予定となっている。
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Last updated
2010.09.22 11:28:49
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