22日のNY市場では、前日のFOMC声明発表後のドル安基調が一服。弱いカナダ小売売上高を背景としたカナダ売りが入ったほか、カナダを含め資源国通貨全体に対してユーロの買い戻しも見られた。ユーロポンドもしっかり。
対主要通貨でのドル安基調に支えられていたクロス円が軟調に推移する場面もあったが、NY午後に入ると下げは一服した。この日のNY市場では特に手掛かりも無く、円相場は米株価指数の振幅に合わせて上下していた様子もあった。ただ、リスク回避的なムードは限定的。
ドル円は84.71辺りから84.26辺りまで下落した後、84円台中盤でもみ合い。ユーロドルは4月21日以来となる1.3439辺りまで上昇した後、1.33台後半を中心に小動きとなった。ポンドドルは方向感なく、1.5603-89水準で振幅。ドルカナダは1.02台序盤から1.0352辺りまで上昇した後、1.03ちょうど前後に落ち着いた。クロス円では、ユーロ円が113.51辺りまで上昇後、112.71辺りまで調整したものの、終盤にかけては113円台序盤で推移した。
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Last updated
2010.09.23 06:56:19
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