3日ぶりの陰線引け。発表されたドイツとユーロ圏の9月の製造業PMI暫定値と同非製造業PMI暫定値などがことごとく予想を下回る内容となり、失望を誘うとユーロの売り要因に。また、別途発表されたアイルランドの第2四半期GDPが不振な結果となったことや、ポルトガルとドイツ国債のスプレッドが過去最大まで拡大したことも嫌気されるなど、複合的な売り要因がユーロ相場を押し下げた。
テクニカルに見た場合、ユーロは直近高値を更新したものの7月末に示現した前回高値114.73円には届かず。ユーロの上値トライは一旦仕切り直しとなった感を否めない。むしろ、ごく短期的には続落にも注意を要する。下値余地はまだそれほど高くはないと見られるものの、現在一目均衡表では先行帯の雲が非常に薄く、かつ今週末から来週初めに掛けて雲が捻じれる格好の変化日を迎えるため、それと併せる格好での雲の下抜けには是非とも注意を要したい。
一方、本日は東京タイム15:00に8月の独輸入物価指数、17:00に9月の独IFO景気動向指数が発表される予定となっている。
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Last updated
2010.09.24 08:58:26
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