昨日は実体部の極めて小さな陽線引け。終日を通した価格変動も1円には届かなかった。早朝に発表された9月の英ホームトラック住宅価格はやや失望を誘う内容でポンドの売り要因。しかし、その後はビーンBOE副総裁が「経済活動が妥当な水準になれば、金利は正常水準へと復帰可能」と発言、またIMFからも「英経済は好転している」とされたことが好感され、小幅ながらプラス圏で大引けている。
テクニカルに見た場合、一目均衡表の先行帯の雲をめぐる攻防が正念場を迎えている。これは、昨日などもレポートしたようにいわゆる雲の捻じれをともない、レベル的にも大きく下方へと低下しているなか、その雲の薄さも手伝い上限突破をトライするような値動きを現在たどっているためだ。ちなみに、具体的にいえば雲の上限は本日133.30円レベルに位置している。NYクローズベースで同レベルを超えることが出来るかどうかは注目される材料のひとつとなろう。それに対する一目の雲の下限は132円半ばとなる。
一方、本日は東京タイム17:30に4-6月期の英総合事業投資確報、同GDP、同経常収支などが発表される予定となっている。また、ポーゼンBOE委員による講演が実施される見込み。
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Last updated
2010.09.28 09:12:44
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