昨日は小陰線。目立ったユーロ圏やドイツに関する経済指標の発表などがないなか、有力格付け機関である格付け機関ムーディーズがアングロ・アイリッシュ銀行の格付けを引き下げたことや、トリシェECB総裁から「見通しには依然、不透明性がある」といった慎重なコメントが聞かれたことが敬遠され、若干ながらユーロ売りが進行している。
テクニカルに見た場合、昨日は小反落へと転じたものの、基本的なリスクが上向きであることに変化はない。昨日そして一昨日と2度超えられなかった113.70-80円はかなり強い抵抗になる可能性も否定できないが、超えれば7月末高値の114.73円が再び視界内へと捉えられることになるだろう。なお、それに対するサポートはまず113円前後、そして一目均衡表の転換線も位置する112.15-20円レベルなどとなる。
一方、本日は東京タイム15:00に10月の独GFK消費者信頼感、時間未定で9月の独消費者物価指数速報が発表されるほか、トゥンペル・グゲレルECB専務理事、シュタルクECB理事、リッカネン・フィンランド中銀総裁、エッティンガー欧州委員などによる講演が実施される見込み。
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Last updated
2010.09.28 09:13:27
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