昨日は陰線引け。発表された4-6月期の総合事業投資確報、同GDPなど英国の経済指標はそれほど悪い内容でなかったものの、ポーゼンBOE委員による「さらなる金融緩和を実施すべきだ」とのコメントが嫌気されポンドの売り要因となった。なお、その後センタンスBOE委員からは正反対とも言える「量的緩和を再開させる必要はない」との意見が聞かれたものの影響は限定的。
テクニカルに見た場合、昨日も報じたように一目均衡表の先行帯の雲をめぐる攻防が正念場を迎えているわけだが、昨日は雲の薄さを受けた上抜けが失敗に終わった。まだ断定は出来ないものの、133.30円レベルに位置する雲の上限はことのほか強い抵抗であるのかも知れない。本日も同レベルをめぐる攻防は引き続き注視されよう。それに対する一目の雲の下限は132円半ばに位置しており、まずは同レベルがサポートに。ただ、昨日も一時131円台までザラ場ベースでは達しており、本日もその限りではない。131.30-40円レベルに位置する移動平均の21日線や一目の基準線が現実的な下メドと言えるかもしれない。
一方、本日は東京タイム17:30に8月の英消費者信用残高、同住宅証券融資残高、同マネーサプライ確報などが発表される予定となっている。
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Last updated
2010.09.29 08:54:17
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