2日続けての陰線引け。発表された8月の英住宅ローン承認件数は予想よりやや良い内容ながら、前月比では悪化する内容。ここ最近、英国では住宅市場の低迷が続いており、今回の指標も冴えなかったことが嫌気されポンドの売り要因となっていた感を否めない。
テクニカルに見た場合、足もとの薄さもあり攻防が注目されていた一目均衡表の先行帯の雲をめぐる動きだったが、結局その上抜けが失敗に終わっただけでなく、昨日の陰線引けで下限もわずかながら割り込んできている。少なく見積もっても、ポンドの上値トライは仕切り直しとなった格好だ。ちなみに、そんなポンドはここ最近何度か下げ止まっている131.70-90円で昨日も下げ止まったものの、同レベルを割り込むようだと半ばなし崩し的にポンド安が進行しても不思議はないかも知れない。それに対するレジスタンスは昨日超えられなかった一目の雲の下限で本日は132円半ばに位置している。
一方、本日は東京タイム8:01に9月の英GFK消費者信頼感、15:00に9月の英ネーションワイド住宅価格が発表されるほか、タッカーBOE副総裁やケーブル英民間企業担当相による講演が実施される見込み。
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Last updated
2010.09.30 08:56:08
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