3日続けての陰線引け。発表された英経済指標、9月の英GFK消費者信頼感や同英ネーションワイド住宅価格は内容マチマチで材料視しにくい。そうしたなか、ポーゼンBOE委員から「英景気の2番底を懸念していない」との発言が聞かれた一方で、英国商業会議所が追加緩和に賛成の見解を示したことが嫌気されポンドの続落を牽引していたという。
テクニカルに見た場合、何度もレポートしているように今週は一目均衡表の先行帯の雲をめぐる動きが注視されていたものの、結局その上抜けが失敗に終わっただけでなく、逆に下限をしっかりと放れてきた感がうかがえる。フィボナッチの観点では、直近安値127.65円を起点とした上げ幅の半値押しを昨日割り込んできており、次のターゲットは61.8%押しの130.45円レベルか。そのレベルを割り込むと130円割れの可能性をいよいよ否定出来なくなるだろう。
一方、本日は東京タイム17:30に9月の英CIPS製造業PMIが発表される予定となっている。
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Last updated
2010.10.01 09:13:25
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