NHK「硫黄島玉砕戦」
生存者の証言にさすがに驚き!硫黄島が玉砕した事は知っていたようですが、大本営の発表ではなく生存者の証言に聞き入ってました。5日で攻略すると豪語していたアメリカ。豪語するだけあって圧倒的な武力で、3日間に渡る航空機による爆撃と大艦隊からの艦砲射撃。島の形を変えてしまったほどのもう攻撃。しかし、硫黄島守備隊2万は、全島を地下要塞化しほとんど無傷で耐えしのぎ反撃の機会をうかがっていた。上陸後、日本軍のまさかの猛反撃にパニック状態のアメリカその被害は戦い半ばで、太平洋戦争の半分に達するほどの歴史上最大の決戦。大敗北に本土全予備軍と新型兵器を惜しげもなく投入するアメリカ、片や弾薬も食料の補給さえもない硫黄島守備隊。物量作戦の前に次第に追い込まれ、地熱で40度にも達する洞窟内の暗闇で、もう攻撃の震動に恐怖しながら泥水をすすり、戦死した戦友のうじ虫を食べ。それさえないときは木炭さえ食べたとか。降伏など絶対に出来ない状況。もう理性など働かなかったとか・・・。アメリカはそのときのデータも正確に残していました。しかし日米生存者のそれはデータをはるかに越えたものがありました。