先日の謎の内容の「お誕生日」告知にたくさんのお友達（私の一方的想い。）からコメントを頂いております。

ありがたいことです。

で、いったいナニがおきてるの？と妙に思わせぶりな話を振りまいていたのでここで決心して打ち明けてみたいと思います。

実は父が今すい臓がんと戦っています。

この一行を打ち込むにも正直相当つらいものがあります。しかし、皆さんにも訴えておきたいメッセージもこの件にはあり、がんばってまとめて書いてみたい。

事の始めは今年の正月空けから熊本の父が「疲労からか胃腸の調子が悪いのか食欲がない」とあまり食事が取れないようになっていました。しばらくはたいした事はないのだろうと家族も思っていましたが２月・３月と入り食は細くなるばかり、また背中に痛みが走るようになってきた。（その他吐き気などの症状）とのことで大きな病院を含め数件まわり、本格的な検査を行いました。

ただし結果は胃腸炎の所見ばかり。時には「問題なし」（原因不明）と診断されました。。（ここまでは私もリアルタイムで話を聞いてはいたところでした。これから先は私が知らされていなかった部分になります。）

胃腸炎の診断をされるのであれば薬を信じて飲むしかない。

しかし症状は酷くなるばかり、しまいには食事も出来なくなってしまっていたそうです。あまりにもおかしいので知人の先生（泌尿器科で有名な方）に相談したところ、ある小さな病院での検査を進められ検査を行ったそうです。（このときにすでに体重は正月時に計測した数値から２０キロ以上減少していたそうです。）

そこで「すい臓がん」が発見されました。そのとき６月はじめ。

あからさまに症状が出ているにもかかわらず、発見が遅れてしまったのである。あまりのショックからなのか父母は私に知らせることをしなかったようなのだが、あるとき（６月後半）「何と無しに実家に連絡を入れてみると」そこで父が以上のような事になっていることを知ってしまったのです。

正直うちのめされました。

とにかくは詳しく聞くと、その後はまたその知人の先生の紹介で北九州にある産業医科大学の今田先生（放射線治療で有名な先生）を紹介していただき、本格的な治療を単身「戸畑診療所」に入院し、継続していることを知らされました。

そう遠くもないので嫁を連れ飛んでいきました。

ナースセンターで病室を聞き、覗くといないので「？」とおもっていると

「おう！」

と聞きなれた元気な声が後ろから、しかし振り返って見るとそこには以前の面影とはまったく違うやせ細った父が立って笑っていました。

平静を保つのがやっとでした。

だめだ、ここまでがやっぱり限界です。ただ、ここまで（今現在）の父の症状において浮き沈みはあれど、本日安定したことだけは伝えておきます。

なにぶん父も母もまた兄弟たちもみな「前」を向いており治療にかけています。父が一番前向きなので、これからも私は父に負けずに前を向いていきたいと思っています。

今回のことで、嫁さんも何もしていないと・・・と心配してくれてか興味を持っていたＸｂｏｘ３６０の購入にかるーく踏み切ってくれたのですが（誕生日プレゼント名目でね。笑）かなりの効果は出ていますよね。（ばかだな）とにかく落ち込んでいるのではなく前を見る。大切な事だと感じています。何も出来ないがいっしょに何らかの形で戦っていきたい。そう思ってます。

申し訳ありませんが前回の誕生日のコメントと今回の日記へのコメント書き込み（があった場合）へのレスはちょっと勘弁していただきます。

今後とも何かと謎の多いブログですが（笑）よろしくお願いいたします。またＸｂｏｘＬＩＶＥでの友人諸兄もこれで「引く」ことなく変わりないお付き合いをお願いしたく思います。

今日もがんばって電源を・・・・（本当にバカですね。笑）