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筑紫哲也さんが癌によりこの世を先日去ったのは各メディアでみなさんご存知だろう、まだまだ浅はかな思想・思念しか持たぬ私にとってはよき講師のような存在であった。(直接の接点はありません) とかく本当にこの人のNEWS23などで行われていた「多事争論」の内容や取材・探求・思想については『人』というものがすべての中心において語られているように私は思えてならなかった。ここにきて取りざたされている 「少数派であることを恐れない」 という言葉があるがこの前にも語られる「ひとつの方向に流れやすいこの国の中で・・」という言葉も含め注目するべきだと思う。と、いうかこの人の言葉ひとつひとつなのだが、なんというか『本当に伝えることができているのか?満足できない』とウェブで流されていた最後の多事争論での言動でも取れるように『想』『論』がちりばめられていていまさらながらに「聞き流す」にはもったいなかった気がしてならない。 ジャーナリズムや思想家・哲学者というものにはとかく敵もつきものである。筑紫さんもそうであったが「自分のスタイル」を持ち続ける事は最大の自信である。すばらしいことだ。 なんだかまたもや何が書きたいのかわからなくなってきたが(ここらへんがだめだな俺は)筑紫さんにも感じた(個人的な感触ですがふふふ。)私の好きな小田実(おだまこと)さんや城山三郎さんのように「人間」をピュアに中心における「思い」はなかなかにお目にかかれないように思う。私も時折こうして「精神論」じみたことをこのブログで書いてはいるがすばらしき「先駆者」たちに恥じないような人間になりたいと日々思っていたりする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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