新！　男の子育て　　　　　　　　　　　　　　　　　　　－－ お父さんが一番だろ？ －－

火曜日に仕事が終わり、家族でスーパーへ買い物に行こうと思ったら母GRANVIAから電話が鳴りました、毎度の事ながら母からの電話にはドキッとします。

『お願いやからちょっと来て！　このままやったらお母ちゃん、お婆ちゃんを殺してしまう！！』

今回は嫌な予感が的中しました。

急いでお婆ちゃんの家に行くと、母GRANVIAがお婆ちゃんに向かってなにやら怒鳴っています。

母GRANVIAは、鬱を持っています、祖母GRANVIAは認知症がどんどんひどくなり、3分おきに同じ事を言ったり聞いたりします。

兄GRANVIAもGRANVIAも日頃から気にはしているけれど、仕事の都合などで手が回らないこともあります。
ちょうど電話があったときにはGRANVIAが家に買える途中だったので、対応は出来ましたがその時には母GRANVIAはもう泣きじゃくって怒っていました。
何とかなだめて、強引に兄の家につれて帰りひと段落。
しかし、母の話ではお婆ちゃんを叩いてしまったそうです・・・

次の日、お婆ちゃんはデイサービスで朝からお出かけし、その間に母を心療内科の病院へ連れて行きましたが、鬱がどんどん酷くなっているとの事で、薬も更に強いものを処方されました。

その日水曜日は、GRANVIAにアルバイトの予定が入ってたので、お婆ちゃんが帰ってくる前に家に戻り昼寝をしていました、するとまた電話です。

『もうどうしていいかわからん！助けて！』

すぐにバイトを休む段取りをして、駆けつけましたが兄GRANVIAと母の弟（叔父GRANVIA）の間でもめたようです、叔父さんが母に対して怒鳴ったのを、兄が止めようと殴りかからんばかりの勢いだったそうです。
兄はとりあえず家に帰り、泣きじゃくる母と、叔父さんとお婆ちゃんがポツンと坐っていました。

その日は母とGRANVIAとでお婆ちゃんの家に泊まり、昨日一日母に付き添い夕方にはGRANVIAの嫁さんと娘と息子を呼び、皆でご飯を食べようやく落ち着きを取り戻しました。

が、今度は長崎にいる曾お婆ちゃんが危篤との知らせ・・

母と叔父さんは今日金曜日の夜から土曜日に掛けて、長崎に行く段取りです、鬱が酷くなった母GRANVIA、長崎まで無事に行って帰ってこれるのか？
GRANVIAも小学生の頃、毎年夏休みに1人で遊びに行っていた、曾お婆ちゃんですから、すぐに駆けつけたいのですが、最近嫁さんのことや、母GRANVIA、お婆ちゃんの達の事で会社を休みがちで、仕事も少したまっているGRANVIA、さすがに今は長崎までは行けません。

悪いタイミングで、辛いことが重なるもんです。

この日記を打っている最中に、結局長崎の曾お婆ちゃんは亡くなりました、悔しくて仕方がありません。