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子どもは本当に好奇心が旺盛です。 私たちもみな昔はとっても好奇心が旺盛でした。 人間というものは、身の回りのことをどんどん理解したくなるようにできています。 (だって、周りの環境を理解できないと、生き残れません。進化論!) さて、いま、3歳の末っ子がはさみで切ってしまった折り紙を片付けています。 大人からみれば、「まぁ~なんてもったいないことを。」なんて思ってしまうわけですが、 そういえば、僕も思い出しました。 小さな頃、紙を何枚いっぺんに切れるか挑戦したことを。 人間は、経験から物事を学んでいきます。 僕の小さな頃に紙が何枚いっぺんに切れるか、 という経験は、今も僕の脳の感覚の部分にしっかりしまわれていて、 紙をたくさんきりたいときに、だいたい切れる分量をさっととりだす時に役立っています。 この一生残る経験をわずか数十枚の折り紙で獲得したわけです。 コストは数十円。のこりの紙もイベントの飾り付けや、紙吹雪に使えます。 また、よくティッシュをこどもは延々出し続けますが、(どの子も一度は) (3はこぐらいやれば気が済むかな?) 出し終わったティッシュは袋にいれておいてもちろんまた使えます。 ついつい、あぁ!もったいない!なんてとめてしまいますが、 そのティッシュへの好奇心は完了しないままになってしまいます。 そこで、ティッシュを出す、という経験が完了できれば、 その好奇心はまた次のものへと向かっていくでしょう。 そうして、こどもは世の中の物事をどんどん理解していきます。 アメリカのサドベリーバレーを卒業して、今はスタッフをしている スコットさんとあったときに痛感しました。 僕「本当にいろいろよく知ってるけど、いったいどんなことに興味があるんだい?」 スコット「う~ん、、、すべての物事にさ。」 サドベリースクールは子どもの好奇心を邪魔せずに、とことん自分で世界を探検できる場所です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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