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日本のみなさん、ごきげんいかがですか?
ただ今、時差ぼけで現地の朝3時に目がぱっちりとさめてしまいました。 この時間を利用して、日本のみなさんに研修のシェアをしたいと思います。 おとといは4日間のプログラムの初日でした。 時差ぼけもあるし、今回はじめてサドベリーバレーを訪れる方もいるので、 ほぼ1日自由な時間でした。 この時期のフラミンガムは紅葉がとてもきれいです。 前に訪れたときは5月で、新緑でキャンパスが輝いていましたが、いつきてもここは自然が本当に豊かですばらしい場所です。 アメリカは本当に広大で、原生林そのまま残っているのか(?)日本以上に巣晴らしと感じています。 (日本は杉の木をいっぱい植えてしまい、あまり原生林が残っていないからかな?) 相変わらず、子どもたちはありのままに過ごしていて、その点、日本のスクールも同じなので、 よしよし、と再確認。 先週はマイナス1度の日もあったようですが、この日は本当にいい天気で、 Tシャツ一枚で十分過ごすことができました。 今回は全員にそれぞれおみやげがついてきました。 一番嬉しかったのは、それぞれ違う、名前入りのタンブラーです。 こちらに来たら、買おうと思っていたので、本当に嬉しかったです。 14人に全員ちがうタンブラーが入っていました。 それが、それぞれに本当にマッチしていて、本当によく思ってくれているな、と思いました。 そのタンブラーで研修の参加者用のティーコーナーが設けられていて、いつでも好きな飲み物を 飲むことができます。本当に嬉しい限りです。 今回は食事もSVS(サドベリーバレースクール)で準備してくれて、 お昼はダンスルームにテーブルが準備され、 ケータリングの業者が毎回食事を運んでくれます。 係りの在校生がいろいろ準備してくれます。 今日のお昼はスクールミーティングのチェアマンのエマちゃんが一緒でした。 スクールミーティングはスクール内の物事を決める最高機関で、 チェアマンであるエマちゃんは、いわばスクールのCEOともいえます。 (ダニエル・グリーンバーグ氏ではありません!) 毎年スタッフの選挙が行われますが、選ばれたスタッフは契約にあたり、 全員、エマのサインが必要です。 彼女はSVSに4歳のときから12年いる16歳になったばかりの女の子です。 そして、とても美人で目のやりばにこまってしまいます。 さて、彼女の話で印象に残ったのは、 この学校を人にどう説明しますか?という質問に、 自分の学びがずっとできるところ といっていたこと。 ここ以外の学校は、すべて誰か他の人が決めた学びをしています。 ここは自分の学び100%です。 なんのまじりっけもありません。 ここが他の学校との大きな違いです。 この学校で何を学んだのか?という質問には Everything(すべて) と答えていました。 ここは、生徒本位の学校です。 残念ながら、日本ではほぼすべてのこどもが、 自分以外の誰かが決めた内容を学んでいます。 それできりひらける人生ももちろんありますが、 僕はそれをやりたくはありません。 僕は東大を卒業するときに、自分でやりたいことがまったくわかりませんでした。 完全に自分を見失っていました。 子どもにはおなじ苦悩をさせたくはありません。 自分のこどもたちはのびのびと育て、 学校の選択肢のひとつとして、サドベリースクールを開校して、 今に至っています。 自分を生きる人たちの為に、僕はこれからいっそう活動を続けてきます。 自分自身も、自分を生きることも忘れず、いつも最高の自分を生きていきます。 みなさま、ご支援の程よろしくおねがいいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月28日 19時17分42秒
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