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日本の皆さん、おはようございます。
いまは現地時間であさの8時です。(でもサマータイムも終わりで、そろそろ1時間時計を遅らせるらしい) 1週間で、ようやく時差ボケが落ち着いてきました。 でも、明日の朝に帰国です(泣)。 さて、SVSでの研修最終日の4日目のシェアをしましょう。 (ただし、時差ぼけぎみの僕が覚えている範囲で・・・。) さて、いよいよ大とりのダニエル・グリーンバーグの登場です。 午前中はミムジーが学校の設立と存続について講演予定でしたが、 この週は体調不良の為、スクールには来れず、ダニーがまる一日担当することとなりました。 まずは、ダニーのこの言葉からはじまりました。 私たちは例え失敗したとしても、決して敗者ではない いつの時代も、新たな時代を切り開いてきた人は苦難の道をたどる。 ゴッホは生前、まったく絵の価値が理解されず、生涯貧乏だった。 飛行機の可能性にいちはやく気づき、軍事戦略に飛行機を取り入れることを力説した軍人は、軍を追放させられた。 他にも、アップルの「Think different」のCMをごらんになってみてください。(検索すれば動画がみれます。) コペルニクスもそうだし、次の時代を見ることができた人たちは周囲に理解されることなく苦難の人生を送った。 しかし、時代がそうなった今はすべての人がその価値が理解できる。 時代を作る私たちは、次の時代が見えている人たちとグループを組まなければならない。 あと、大事なのは「人」。建物やキャンパスではない。 どんな場所でやっていても、その「人」がありのままで輝いているのならば、場所は問われない。 以上、午前中の僕なりのアウトプットです。かなりアレンジしています。 午後いちでスクールミーティングがありました。 生徒もスタッフもガンガン発言します。 経験のあるスタッフは結構意見します。 そして、全てのスタッフがそれぞれらしい意見をいいます。 夫婦である、ダニーとハンナはいっつも意見が対立しているようで、ミーティング中はいっつもお互いけん制しているようです。 (でも普段は本当に仲の良いカップルです。) スコットもいっていましたが、本当にみんな意見が違います。 そんな議論をまとめているのは16歳のチェアマン、エマです。 話の流れをよく考えて、互いに異なる意見の人にもバランスよく発言の機会を与えています。 スクールに来てまもないやんちゃ坊主はいーっぱい違反をして、JCにかけられて、 スクールミーティングでは、いかに自分のことをとみんなが考え抜いているかを知ります。 このスクールとはどういうところなのか、を知っていきます。 夕方にはダニエルの「サドベリーの教育理念の基盤」についてお話がありました。 こどもたちが好き勝手やったらいまの文化が果たして継承されていくのだろうか、 という疑問を、僕は抱いたことがありますが、 その質問に見事に答えてくれるものでした。 そもそも、文化というものは自発的に集まって継承されてきたので、 それは、まさにこのSVSで起こっていることです。 文化の継承に心配することはありません。 それをやりたい人たちが自然と自発的に継承されていくでしょう。 もし、それに価値があるならば、その価値を見出した人たちによって継承されていくでしょう。 日本でも、文化の断絶があると思いますが、 この資本主義経済が崩壊しつつある現代では、 徐々に、古き良き文化が見直されていくでしょう。 お金儲けではなく、本当にこの惑星のことを尊重した文化はますます継承されていくでしょう。 あと、なぜSVSがこのアメリカで生まれたのか。 1770~90年代。イギリスの支配下だったこの国で「独立宣言」を起草して自由をもたらした人々は、みな学校で教育をうけていない人たちだった。(牧師さんが経営する寺子屋のようなところに通っているひともいたようだ・・・。(きむさと後日調べ)) リンカーンもそうだ。 民衆が自由を勝ち取ったこの国で、 この独立自尊の自由な学校が生まれた。 うーん、なるほど。SVSのルーツを知った。 かなり自分なりのアレンジですが、多くのみなさんが事細かにメモをとっているし、 この講義の貴重な映像はグローバルビジョンで記録されています。 この方々がいろんな形で世に出してくれるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月16日 12時49分15秒
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