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カテゴリ:愛すべき others
福岡県(北九州市小倉界隈)って特にリサイクルショップが多いような気がしますが、ここ最近、閉店する 店舗が目立ちはじめてきました。数年前までは、低コストで始められ、参入し易い業種として テレビや雑誌でも紹介されていましたが、ここにきて飽和状態になってしまったのか、以前ほど元気 もなく、気付いたらなくなっているという事もしばしば。冷え込んだ日本経済で、余計な出費を 抑えるなら、リサイクルショップを活用するのでは?と思いがちですが、それは全くの間違いで 出費を抑えて、その中でも最高のモノを選ぶという、消費者が増えている現状況。簡単に言えば 消費者が賢くなった という事。以前なら、 『使うか使わないか、わからないけど、面白いし買ってみよう』 なんて衝動買いもあったと思いますが、昨今の世の中で、そのようなリスクを犯す人なんて リサイクルショップにはいきません。また、安かろう悪かろうの商品なんかは、見向きもしません。 そんな中、儲かっているショップと、儲かっていないショップが極端に二分化しているのが 浮き彫りになっています。繁盛するには理由があって、潰れるのにも理由があるわけです。 二回にわけて紹介しようと思いますが、今回は すぐに閉店(潰れる)してしまう、リサイクルショップの特徴を何点かピックアップしてみようと思います。15年以上、衣類や家具、おもちゃ系の中古用品を扱う店を見てきましたが、潰れる店は、同じ事を繰り返しているような気がするのです。 好きだからこそ、潰れて欲しくないのですが、消費者の視点から、お店の方になんらかの メッセージが伝わればいいなと思い、記載しますので、ご覧いただければ嬉しいです。 1.買取額を値切れば値切る店ほど、潰れる期間が早い リサイクルショップって、お客さんから商品を買い取って、はじめて商売が成り立つわけです。 いわば経営の生命線ですが、買取額というのはその店の一番重要な部分なんですよね。 二束三文で買い取れば、お店の利益等は上がるでしょうが、一番重要な評判を下げてしまう。 『買い取り額幾らですか?』 「50円ですね」 『二度と売るか』 恐ろしく単純明快な答えでして、一度でも不快に思った人は、二度と売ってくれません。 また、この人は、友人、知人に『あの店は最低だった』と言う可能性も秘めているわけです。 僕も過去に経験がありますが、 『買取できませんが、0円で処分しときますよ』 と言われ、2日後に店に行くと、確実に自分の商品が店頭に並んでおり、全部1000円以上の値段で 販売されている事がありました。こういう行動って、顧客の信頼を一気に失わせ、店自体にも 近づきたくないとまで思わせてしまう。こういう経営をしている店は遅かれ早かれ潰れています。 2.相場感がない 今やインターネットで何でも調べる事のできる時代。お店の中で商品を見つけ、ヤフーオークション 等でその商品の相場を調べている人はたくさんいます。オークションは最終的な値段をすぐさま 調べる事はできませんが、5.6点出店されていれば、相場を見抜くことは容易なことです。 ネット相場が2000円なのに、店舗販売が5000円ならば、送料を負担してもネットで購入した 方が安いわけで、少しでも安く買う努力を消費者がしているのに、販売者が値段の相場を 知らなすぎるというのは、正直、問題外だと思います。また、刻々と変わる相場。これに 対応できないと、『プレイステーションが2万円って・・・は?』みたいな事になってしまいます。 3.面白い・安い・お得な商品がない 買い取り額をシビアに設定すれば、良い商品が揃わないのは当たり前です。実際、『テレビを買うぞ』 と目的があって来店するお客さんは、全体の4割ほどでしょうか。残りは『何かお得なモノがないか?』 と思っている人でしょう。しかし、無駄なモノは一切買わないのですから、本当にお得な商品が ないと『何もなかった』で終わりです。さきほど、相場感が必要だと言いましたが、相場感をあえて ごちゃまぜにして、相場観がないフリをするというのも有効な手段です。そういう評判は早く に駆け回り『あそこでこんなに安く買えたぞ!』という良い評判を、自然と流す結果になります。 図式?で説明しますが オープン (開店時は商品集めの為に、少しだけ割高で買い取り。よって品揃え多数) ↓ 品揃えがいいので売れる。 ↓ 落ち着く ↓ 買い取り額を抑えるせいか、良い商品が集まらなくなる ↓ 徐々に売れなくなる ↓ 売り上げをキープする為、買い取り額を更に下げ、販売価格を上げる ↓ 終了 この流れが鉄板ですね。途中まで、勢いがあり 薄利多売で頑張りますよ! という雰囲気が、突如一変します。一つ一つに立派な値段がつき始め、相場価格だらけの 値段表示で、わざわざリサイクルショップで購入する必要がなくなる。売り上げを伸ばす為に 商品の回転率を上げるのではなく、店頭価格を上げるというのは、現在の賢い消費者には筒抜けで 『この店も、もうダメだな』 と思わせてしまう最後の行動だと思います。一旦失った信頼を取り戻すのは容易ではなく あとは時間の問題で、商品が一ヶ月前に来店した時と全く変わることなく、真新しさゼロで終了です。 消費者として、幾度となくこの流れを見ています。大好きなリサイクルショップ巡り。売れている 店と、売れていない店が、完全に二極化しているのは間違いありません。たくさんのお店を 巡って良い商品を選びたい消費者として、本当に頑張ってほしいからこその声です。つづく。 <関連記事> フリーマーケットのコツ!裏技!極意! 出店者側の9か条をまとめてみた! フリーマーケット 買い物テクニック!来場者側の コツ を8か条で教えます! ↑↑↑ ↑↑↑ 別々のランキングですので、1クリックずつポチっていただけると嬉しいです。 はじめよう!リサイクルショップ (DO BOOKS) / 福本晃/著 リサイクルショップ・質屋業開業手続き 起業の法律と手続き / 木島康雄 【送料無料】「リサイクルショップ」の始め方・儲け方 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月26日 14時37分18秒
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