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2012年04月19日
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カテゴリ:愛すべき others
プリズンブレイク


皆さんはプリズンブレイクをご存知ですか?


アメリカのドラマの中でも、シーズン2までは、ほぼ徹夜で見ていましたが、睡魔が全く訪れず
これほどまでに興奮させてくれた作品はありません。内容的には画像右側のリンカーン・バローズ
(ドミニク・パーセル)が冤罪で捕まり、それを左側の弟、マイケル・スコフィールド(ウェントワース・
ミラー)が刑務所に潜り込み、脱獄を企てるという内容ですが、12時間ぶっ通しでも、集中できる
作品は、プリズンブレイク以外、いまだに現れません。最終的にシーズン4 ファイナルで終わり
ましたが、10日ほど前、レンタルビデオ屋で、とあるDVDを発見しました。それがコチラです。

ドミニクパーセル

見て下さいよ・・・。

『プリズンブレイク』完結から2年。ついに始まる、新たな 脱出計画 -


もうね・・・こちとら大興奮ですよ。どっちかと言えば、マイケル・スコフィールドに脱獄して
もらいたかったというのが本音ですが、この際、わがままは言えません。また、あらすじを見ると

恋人殺しの容疑で逮捕されたジャクソン。凶悪犯を隔離する独房へ収監されることになった彼は、
搬送の途中、授業で刑務所の見学に来ていた女子学生、アビーの姿を目にした。美しいその女学生は、
自分が殺したとされている恋人に酷似している。彼女はまだ、生きているのだろうか…?
衝撃を受けたジャクソンは、この監獄から抜け出すことを心に決める。
「必ず自由を手にし、彼女を探し出す。」だが、凶悪囚人として特別監視下に置かれる彼を
待ち受けるのは、全米でも有数の厳重な警備体制。一体どうやって、この脱出不能と言われる
監獄を抜け出そうというのか…。頭脳と肉体を駆使し、史上最大の脱獄作戦が始まる。

この文章を読んで、、

『今回はどうやって脱獄するんだろう・・・』

『前回のプリズンブレイクよりも、更に凄い脱出計画じゃないと、お客さんは満足しないぞ!!!』

なんて思っておりました。また、このDVDが近所のレンタルショップには5本しかなく、常に貸出中。
やはりプリズンブレイクで大興奮だった人は見逃すはずがないです。今回、ようやくレンタル
できましたので、この作品の評論、感想を述べたいと思います。

『プリズン・ブレイク』ドミニク・パーセル主演
脱獄者 ESCAPEE




フ ザ ケ ン ナ !!!!



これほどまでに、後味が悪い映画は久しぶりに見ました。基本的に、少々悪くても、

『好きな人には共感できる内容だと思いますよ!』

って記載しますが、これ、何が酷いって、この配給元のいやらしい魂胆が垣間見えすぎる点。
配給元は、よっぽどプリズンブレイクファンを取り込みたいのでしょう。このあらすじは
嘘も方便というか、もはやマジックです。正直、最後までレンタルしたビデオを間違えたと
思っていましたし、ジャンルがアクションと記載されているようですが、サスペンスホラーですよ。


~ここからネタバレです~


あらすじを読むと、恋人殺しの容疑で逮捕されたジャクソン。凶悪犯を隔離する独房へ収監される
ことになった彼は、搬送の途中、授業で刑務所の見学に来ていた女子学生、アビーの姿を目にした。
美しいその女学生は、自分が殺したとされている恋人に酷似している。

まずここ。特に 自分が殺したとされている恋人に酷似している という文章。この一文で
恋人殺しの容疑で逮捕されたジャクソンは、冤罪で捕まっているような臭いプンプンですよね。
結局、このジャクソン。無茶苦茶な殺人野郎なんです。酷いとかの次元じゃない最低の奴なんです。
で、勝手に脱獄を決めて、警官をバシバシと殺していくのですが、完璧にジェイソンやフレディ
とやってる事は同じ。それなのに、「必ず自由を手にし、彼女を探し出す。」ってあらすじを
書いた人・・・。本当によく言うぜ!状態です。凶悪囚人として特別監視下に置かれる彼を
待ち受けるのは、全米でも有数の厳重な警備体制。一体どうやって、この脱出不能と言われる
監獄を抜け出そうというのか…。頭脳と肉体を駆使し、史上最大の脱獄作戦が始まる。


は?


それ何?まさに詐欺にひっかかった感じ。



脱出不可能の監獄がどこにあったんだ?
どこに厳重な警備体制があった?
頭脳と肉体を駆使?
史上最大の脱獄作戦!?



マジでふざけんな!



この一言しかありません。この作品、プリズンブレイクと全く関係ない流れで公開されれば
別にいいんです。ホラーというか、殺戮系が好きな方ならいいんじゃないでしょうか?
しかし、これだけ脱獄と言っておいて、これは酷すぎ。もうね・・・騙す気満々なんですよ。
ちなみに、この脱獄者 ESCAPEE ですが、2011年に公開されました。日本での劇場公開はあり
ませんでしたが、ポスター製作にも、本当に悪意が見られます。

脱獄者

アメリカ版のポスター。これがこの作品をよく捉えたポスターだと思います。で、右側の
プリズンブレイクの続きですよ的な、いやらしさ満載のポスター。これ、本当に可哀想なのは
ドミニクパーセルですよ。この映画見た人、99%ガッカリですから。本当に、誇大広告で
訴えられるレベルと言っても過言ではないこの脱獄者。気になる方は一度、自分の目でご覧下さい。


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[直筆サイン入写真] ドミニク・パーセル





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最終更新日  2013年10月26日 14時25分47秒
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