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愛すべき道具達・・・。

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2012年06月18日
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関門 サビキ釣り


『アジの南蛮漬けが食べたい』


そう思ったのが、昨日の午前8時頃。で、10時頃には海でアジを釣っている我が家の行動力は凄まじい
と思います。ただ、昨日は渋かった。基本的に釣りに行って、釣れなかったという経験は、小さな子供
にとっては、ダメージが大きいので、事前のリサーチは欠かせません。僕の場合は、自分が釣る
フィールドに近い、釣具屋さんのブログチェックから始め、ある程度、ポイントを絞った上で、更に
確認の意味合いを込めて、店舗に直接電話して、生の情報をゲットします。完全に竿を出す場所が
決まっているのなら、一番近い釣具屋さんに直通で電話すれば、前日までの釣果情報を教えて貰え
ますし、仕掛けのサイズや、ポイントの詳細まで、事細かに教えてくれます。これで、餌を買いに
その店舗に行けば、ギブアンドテイクの関係で、お互いに有益になる事は間違いではありません。

昨日は店舗での状況をかなり聞き込んで行ったにも関わらず、教えてもらったポイントは、潮の影響の
せいか、5.6投してもなんのアタリもありません。小アジをサビキで狙う場合、そこにアジがいれば
展開は早く、5投して何も変化がない場合は、即、移動。これは鉄則です。最初のポイントから
3kmほど移動した場所でもアタリがなく、3回目に移動した場所でようやく、小アジの群れに遭遇。
サイズも南蛮漬けに一番適したサイズだったので、とりあえず漁の開始です。ちなみに、我が家の
釣りの場合、目的が気晴らし、子供の思い出作りではなく、あくまで『南蛮漬けを食べる』という
意識で海に出てきていますので、海に持っていくモノはこちら。

小あじ 調理法

包丁、まな板、ボウル、これが必須アイテムで、あとは持って帰る為の小さなクーラーって感じ
です。右下は撒き餌(オキアミ)で、360円位でしたが、これで充分事足ります。さて、釣果ですが
1分で1匹ペースを最後まで守りきり、最終的にはカツオ漁のような流れ作業になっていましたが

サビキ釣り.jpg

1時間でこんな感じの釣果になりました。60数匹いたのですが、釣りを続ければ、200匹、300匹と
釣れ続ける事でしょう。しかし、南蛮漬けの限界は、1回の食事で1人15匹位が限界。過去に、釣る事が
楽しくて300匹ほど釣って、3日ほど胃もたれした経験があるので、本当に美味しく食べれる分のみ
しか釣らないのが我が家の流儀となっています。さて、ここからがサビキ釣りの裏技というか
テクニックになるのですが、釣った魚をその場で、どんどん捌いていく。これに尽きます。

小アジ.jpg

10cmほどのアジなので、頭もそのまま食べれるのですが、小さな子供がいるので、用心して
頭、内臓、ゼンゴ(お腹部分の小骨)を取り除きます。この作業にかかる時間は1匹1分ほど。
餅つきばりの流れ作業で、息子が釣る、僕が捌くの繰り返し。この作業は、台所が汚れないという
大きな利点と、家に帰ってすぐに料理が出来るという点。正直、台所が汚れるのが嫌という奥様も
いると思いますが、すでに調理された魚なら、文句の言いようもありませんので、次回も釣りに
行きやすいというのが本当に良い所です。

捌いた小あじ.jpg


この状態で家に到着なので、あとは揚げて、南蛮漬けに直行です。


南蛮漬け

久しぶりに食べましたが、年に数回はやはり食べたくなりますね。このアジ、1.2ヵ月もすれば
20cmほどに成長するのですが、その大きさになると、小骨がかなり主張してきます。アジの
南蛮漬け狙いであれば、関門付近は今がチャンスです。今回、釣りというよりも、漁に近い感覚でしたが


『こうやって食べたいから、獲りにいく』



こういう気持ちで海に出かけたら、釣りに対するイメージが180度変わるかもしれませんよ。


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最終更新日  2012年06月18日 06時42分10秒
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