船の大きさに見合わない煙突が設置されたボート。これが現在、海外で話題の

Hot Tug (ホットタグ)

になります。運河の多いオランダで開発された hot tug ですが、このボートの最大の特徴がこの形状。




どこか見覚えのある形でして・・・このデザイン、煙突、ネーミングを複合すれば答えは一つ。





ジャグジー船


温泉というか、浴槽付きボートと言った方がしっくりくるのですが、運河の多いオランダで一風呂浴び
ながら、クルージングを楽しむために開発されたボートです。こういう商品を本気で製品化する企業にも
驚きますが、行き交う船や、人々の視線を感じながら、爽快感を得るほど、肝っ玉が座っている人が、
一体どれだけいるのでしょうか？ちなみに、構造は非常にシンプルで、前面にある箱に薪を入れるだけ。



いっそのこと、ポンポン船のように、風呂を沸かすのと同時に、水蒸気の圧力で推進力を得る仕組み
にすれば一石二鳥だったのですが、あくまでもクルージングが目当ての乗り物でして、そこまでの配慮は
見られませんでした。さて、恒例の気になるお値段なのですが、一番ノーマルなhot tug（風呂仕様）で

11450ユーロ（約120万円ほど）

一応、いろいろなバーションによって値段が上下するようですが・・・




温泉付きボートを パワーアップ してどうする！


と思わずツッコミを入れたくなりますね。しかし、こういうおバカな製品をこよなく愛するアメリカ人には
大ウケだった模様で、いろんなサイトで取り上げられていました。たしかに、綺麗な景色が見える温泉の、
気持ちの良さは別格ですが、運河のクルージングでそれだけの爽快感を得ることが出来るのか・・・
いろんな意味で謎の残るhotTug。お金持ちの方、シャレで購入してみてはいかがでしょうか？


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