愛すべき道具達・・・。

熱しやすく超冷めやすい嫁が、ここ最近”弁当作り”に完全にハマっています。過去に何度か

『明日から弁当を作ろう！』

と突如思い立ち、食材を買い込む事は度々あったのですが、毎度、長続きする事はなく、『疲れているから』
という言葉を最後に、中断を余儀なくされていました。しかし、今回は少し違うようで、そのキッカケが

曲げわっぱ

と言われる弁当箱を購入した事です。わっぱ飯でも有名なこの曲げわっぱですが、歴史のある日本の伝統
工芸品で、少し前までは無塗装の白木のモデルが一般的だったらしいのですが、原材料が天然木の為、
湿気に弱く、傷みやすいといった欠点があった事から、現在は耐久性を向上させるために漆やウレタンを
塗ってある製品が主流となっています。しかし、この漆感が見る者全てを寄せ付ける効果があるようで



職場で”日頃は話さない人からも声をかけられる”といった異常事態が起こり、その注目度は計り知れなかった
との事。これが想像以上に長く弁当作りを続けている1つ目の理由になります。また数日前の弁当の内容ですが



ありきたりの食材なのに、3倍近く美味しそうに見える！というのもわっぱ弁当箱の凄い点でして、ご飯に梅干を
乗っけただけの日の丸弁当ですら、婆ちゃんの思い出弁当に早変わりしてしまいます。更に、このわっぱ弁当箱は

ご飯が劇的に美味しくなる

という不思議。これは、木が余分な水分を吸収し、おひつと同じ作用でご飯を蒸らしてくれるので、時間
が経っても艶のあるふっくらもちもちのご飯が楽しめるからとの事。また、冷えたご飯が炊きたてのご飯
よりもおいしく感じられるほど旨味を引き立してくれるらしく、作った本人の力量を上回ってくれるこの
わっぱ弁当箱マジックは、かなりの人に勇気を与える弁当箱である事は間違いないでしょう。特に無理
をしているわけではないのに、皆から注目され、弁当が華やかになる。その上、自分で作ったとは思え
ない美味さなんですから、さすがに超飽きやすい嫁でも、長続きているわけですね。ちなみにわっぱ
弁当箱の値段は素材やデザインなどでピンキリなのですが、今回購入したのは楽天市場のアウトレット
商品で2000円ほど。（本文下の商品）木目の荒さ等でアウトレットだったようですが、これも風合いと
して十分満足できるレベルだったので、”曲げわっぱ”に興味を持ってしまった方は是非お試し下さい！


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曲げわっぱ弁当箱