愛すべき道具達・・・。

4DX

それは、3Dのその先「体感型（4D）」を演出するための最新劇場上映システムでして、韓国のCJ 4DPLEX社が開発した
話題の体感型（4D）最新劇場上映システムになります。日本では名古屋の中川コロナだけで体験出来ていたのですが、
アクションシーンなどに合わせて座席が上下、左右、前後に動いて振動し、場内には風や霧状の水、香り、煙を漂わせる
など、映画というよりも、テーマパークのアトラクションに近い仕上がりになっているようで、世界23カ国69ヶ所で稼働して
います。とりあえず、どんな文字よりも、確実に動画の方が伝わりやすいと思うので、まずはコチラの動画をご覧下さい！


（画像右下 Youtube ロゴ付近をクリックで、大きな画面でご覧頂けます）

面白そうでしょ！？

実はこの4DX。本日、2013年11月30日、北九州市小倉北区にある小倉コロナワールド【地図】に西日本初上陸したんです。
日本で2番目らしいのですが、前々から気になっていた『映画は3Dのその先へ』という言葉を体感したくてウズウズしていた
ので、一ヶ月ほど前から事前予約し、誰よりも先にと、一番最初に公開される『パシフィック・リム』を体験してきました。



数ヶ月前から4DXの広告がたくさんあったのですが・・・さすがは初日！結構気合が入っていました。



4DXを祝う花もたくさん。



ピカピカの劇場はテンションが上がります。



とりあえず今回は『4DXの場合、どの席が一番楽しいか』というのをネットで検索したうえ、劇場スタッフにも確認した
のちに割り出した”一番前の真ん中”をキープしていたのですが、不安だった『画面が近すぎるからこその疲れ』は全く
ありませんでした。ちなみに↑の画像に映る最前列は、4DXのシートではありません。4DXのシートは実質、6列目に
あたり、スクリーンの一番下よりも若干下ほどで、通常の最前列のような首を痛めるような心配はないのでご安心を！
また、煙等の演出があるのですが、後ろの列だと、おそらく噴射した瞬間が全て見えてしまうと思うのですが、最前列
だと、左右からいきなり煙が現れます。ですので、効果等も一番楽しめる席は、最前列の中央で間違いないでしょう。



なお、シートにもたくさんの仕掛けが施されており、最前列だけ黒いバーから、水や風などが送られてくるようで、
2列目以降になると、前のシートの後方から水や匂いが飛んできます。『ビチャビチャになるのでは？』と思っていま
したが、今回のパシフィック・リムでは、何度か水が飛んできましたが、眼鏡が曇るような事はありませんでした。



シートの首部分にある穴。この穴からの風が一番効果的というか、何かが走り去ったような感覚はこの穴じゃないと
表現できないと思います。帽子をかぶっていたら体感できないので、帽子は脱いで映画を見る事をオススメいたします。



荷物等は劇場入口に専用のロッカーに預けるといいでしょう。数に限りがあるので、たくさん荷物がある人は
なるべく早く劇場に到着するべきだと思います。また、4DXらしい注意事項満載のバナーが貼られていましたが、
たしかに絶好調に揺れている時は、ポップコーンなどを食べるのが困難になる程、シートが動いていますが、
ペットボトルのジュースなどは、かなり深めに作られたジュースホルダーがあるので、問題ないと思います。

さて、気になる感想ですが、基本料金＋1000円 （3D作品の場合＋1300円 ※メガネ代無料）の価値があったのかと
言うと、結論的には『あり』でした。感覚的にはUSJやディズニーランドのアトラクションそのままで、通常の映画とは
比べ物にならないほど臨場感を体感できます。また、先程も述べましたが、シートの背もたれ部分にある穴が、本当
に良い仕事をします。それに、映画開始直後『ウォォォ！』という声が、館内に響き渡ったのですが、それこそが子供
騙しのマッサージチェア程度の振動ではない事の証拠ではないでしょうか。なお、とりあえず伝えておきたいのは

◆6歳（120cm）の息子が酔わなかった件
（山道を走ると高確率で酔います）

◆ツルツルした素材のズボン・スカートを穿いていかない事
（シートが動くのでどんどん体がずり下がっていきます）

これです。一応ゲ○袋は用意していたのですが、映画に入り込んでいたせいなのか、シートから落ないように必至に
なっていたのかわかりませんが無事でした。また、シートとズボン・スカートの相性ですが、運悪く、かなり悪かった
ようで、何度も何度も、体を元に戻すという作業をしていました。ですので、これからの方は充分お気を付けください。

最後に、現時点で日本に2ヶ所だけであり、その中でも、西日本では北九州市小倉北区にある小倉コロナワールドに
しか4DXを楽しめる施設はありませんので、福岡・北九州に寄られた方は、一度体験してみてはいかがでしょうか？


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