被服検定4級の肩書き（英検で言えば5級）を持つ私にとって、編み物や刺繍による芸術作品に、並々ならぬ
興味を持ってしまうのですが、今回紹介するのは手芸の種類であり、刺繍のステッチの一つでもある

クロスステッチ刺繍

を用いた前衛的な作品になります。簡単にクロスステッチを紹介すると、クロスステッチの名称通り、×印の縫い取り
を布に並べることにより図案を表現する刺繍であり、初心者や子供にも取っ付きやすいという特徴を持っています。
もちろん、製作期間2.3年という超大作もあるのですが、今回紹介するのは刺繍とかけ離れた”金属”との融合でして



あまりに前衛的過ぎる作品に



最初は驚くのですが、少しずつこの両極端の素材感に、なぜか居心地の良さを感じてしまいます。



この芸術性の高いクロスステッチアートを制作したのは、リトアニアの芸術家

Severija Inčirauskaitė-Kriaunevičienė

さんで、金属にあらかじめ小さな穴を開け、その後は通常のクロスステッチ製法で仕上げるというスタイル。他にも



古くなったバケツが、オシャレなオブジェとして変身した作品や



スコップだってこの通り！

錆びた金属と刺繍糸がここまでマッチすると誰が想像したでしょうか。また新たな取り組みとして



車にステッチを施すという、斬新すぎる作品もあるのですが



全然アリですよね？

おそらく自分で穴を開けていくと、水漏れや塗装的に問題が生じそうですが、車の新たな可能性・個性としては、なかなか
面白いと思います。なお、今回紹介したクロスステッチの可能性を垣間見れたSeverija Inčirauskaitė-Kriaunevičienėさん
の作品。まだまだ見たいという方はコチラからご覧頂けますので、興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか？


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