交渉するんだ!
日本の健康保険制度とアメリカの健康保険(こう言う表現でいいのかも不明なんですが、とりあえず分かりやすいので)とは、かなり違う。会社に入ると会社の健康保険に加入するのは同じだし、無職や自営業の人は個人で加入するのは同じ。でも健康保険会社が契約している病院にしか行けない。たとえ近所に病院があろうとも、評判の良い病院があろうとも自分の加入している健康保険会社が契約していなければその病院には行けないらしい。(私が聞いた話だけで書いてますので間違ってたら、ごめんなさい。)更に加入している健康保険にはランクみたいなものがあるらしい。それは今回、私が歯の治療の為に歯医者に行って発覚したんだけど。私は子供の頃に治療した虫歯が悪くなってしまい歯を更に削ったりしているうちに、とうとう歯が二つに割れてしまい抜けてしまいその部分をブリッジと言う方法で日本で直してもらっていたんだけどこちらに来てはずれてしまった・・・。ブリッジとは抜けた部分に差し歯をするんだけど両サイドの歯を虫歯治療のように削って、銀をいれてそれで差し歯を支える方法です。(分かりにくい表現ですみません。)一度は抜けたブリッジをそのままもう一度詰めてもらったんだけど3日で外れてしまって、また歯医者に行く事になった。それで、先生に「このタイプのブリッジは外れたり銀の部分が磨耗して割れやすいし、両サイドの歯にも良くないので違うタイプのブリッジに変えた方がいいね。それは20年は大丈夫だし。」と言われ値段を聞いてみると500~600ドル(日本円で約5万円強~6万円強)で出来ると説明されてカルちゃんと相談して少し高いけど、これからも事も考えて別のブリッジにする事にして歯型を取ってもらった。清算しに行くと受付の人に「あなた達の保険ではブリッジに保険が適応されないので1800ドルです。次回、支払いですので忘れないでね。」と言われた・・・。えぇ!!??1800ドル!!!日本円で18万円強!!!高すぎる!!!しかも先生が言った値段と違いすぎ~!!!今回は支払いもないし歯型も取ったのでとりあえず帰った。二人でどうにか捻出できないか考えたけど、無理(><;)しかし、あなた達の健康険では適応されないってどう言うことですか!?カルちゃんは大学でパートタイムをしているので大学負担で大学の健康保険にはいって、妻の私もそれに入っている。そのパートの健康保険は最低限の病院治療や薬の処方は適応されるけどブリッジの様な歯の治療は適応されないとの事でした。しらなかった・・・。健康保険って入ってしまえば平等だと思ってた。日本ではそうですよね!?あぁビックリ!!!アメリカの健康保険は・・・って聞いてたけどこのことだったのか!!!と納得してしまいました(^^;それから数日たったけど、1800ドルを捻出できずに困っていたら次の歯医者の日の前日にカルちゃんが「歯医者に電話したよ。1800ドルは最初に説明を受けたのとあまりにも値段が違いすぎるので、どうにかなりませんか?どうにもならないならキャンセルできますか?って。そしたら30分後に電話してくれるって。」と、さらりと言った。えぇ!!??キャンセルならわかるけど、どうにかしてくれって電話で言ってどうにかなるもんなのか~!!??とドキドキしながら30分後の電話を待った。で、きっちり30分後位に電話がかかって来て「あなた達が学生(正確には夫・学生、妻・主婦ですが)でお金がないのはよくわかる。私も学生時代は大変だったし、今回は私が最初にちゃんと確かめずに言ったので600ドルでいいです。」と言う返事だった。えぇ!!!???半額以下ですか!!??どうなってるんだ~(@@;)と訳がわかってない私にカルちゃんは「ほらね、交渉してみるもんでしょう。アメリカでは何でも交渉しないといけないんだよ。」とさらりと言ってのけた。あぁ(><)保険にランクがあるだけでもビックリだったのに値段を交渉で何とかなるのか~。どうなってるんだ!!??でも先生、ありがとう!!!600ドルならなんとか払えます(^^;アメリカってまだまだ不思議がいっぱいだ(^^;