子供と一緒に見るドラマ
今シーズンのドラマで家族で楽しく見ているのは、「風林火山」は別格として、「パパと娘の7日間」「菊次郎とサキ」です。「パパと娘の7日間」(終わってしまいましたが)・・・垣ッキー(と呼ぶそうです)の演技派ブリと女子高生のディテールさを館ひろしが演じているのがなかなか楽しいです。最初は入れ替わり演技に違和感が少しありましたが、後半、垣ッキーがホントに「入れ替わっている」ような錯覚を感じさせる演技の妙が見所でしょうか。「菊次郎とサキ」・・・合間合間の小ネタが粋で楽しいです。前回は、酒場で管を巻く大工の小五郎を追い払うため、棟梁が「表に出ろ」と小五郎を表に連れ出すが、棟梁は表に出ずに菊次郎に家まで連れて帰らせる。小五郎:「おじつけづきやがったか、さだきち(棟梁)のやろう。」菊次郎:「おめーの勝ちだよ、小五郎。不戦勝だよ~。」こういう絶妙な言い回しがウチの家族みんなが好きで見ています。いずれのドラマも、共通点は「家族」。ドラマの背景としてあるものに、常にドラマは ”現実が遊離してしまった理想“を追い求めているのでは? と思っています。「ランチの女王」では、「美味しい」と言ってくれる味を守るため汗を流しなら働く若者。「ゴクセン」は、通信機器の爆発的普及により希薄化しつつある友達関係と教師像の理想。「TЯICK」は、世の中は予め決められたモノというスピリチュアル肯定への切り込み。などなど、”現実が遊離してしまった理想“ が映し出されているような気がします。「パパムス7(セブン)」を、娘と一緒に笑いながら見れたお父さん含む家族は、日本の思春期の女の子がいる家庭の何パーセント?くらいなのかな。女の子のお父さんブログが、中学生になる位からイッキに激減するのが寂しい限りです。「パパムス7(セブン)」では、けっこう教えられたこともあります。それは・・・。「幸せは、自分らしくあり続けようと歩く、その先にあるもの。」という言葉であったり、「でも自分の子供なんですから、もっと信じてあげましょうよ。」という言葉 だったり、見逃した人は、こちらでどうぞ http://youtubetvdoramadouga.blog111.fc2.com/blog-entry-101.html