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カテゴリ:ネイタル
ニコラ・テスラのネイタル分析の二回目です。 Nikola Tesla 1856,7,10 0:00 Smiljan, クロアチア(15e19,44n35) 歴史上の人物のチャートを見る時、この選ばれた才能がチャートの中に書かれているはずであるとして私たちは調べています。この人物で無ければならない特殊なものがチャートにあるべきなのです。やはり占星家の分析の中には、強い水星であるのは双子座3室ノーアスペクトであるからという意見も見受けられます。私はいつも確率を考えて判断しますが、単純に考えてこれを持つ人は多くはないでしょう。 テスラの特殊な能力として特に、ビジュアルシンキング「視覚的思考」があります。それは頭に浮かび上がるアイディアや発明や概念を理論で構築する前に、視覚化できる能力です。頭の中で閃いたものを実際に動かし、フィードバックを得ることさえ出来るようです。子供の頃から突然の映像のフラッシュで不快になることもあったようです。いくつかの職業分野ではこのような能力は特に必要とされるみたいですね。これは直観のフラッシュ、エンジニアリング能力と関係して天王星が関係しているように見えます。それは1室にあって、12室の強力な海王星からアスペクトを受けています。占星家によってこの天王星は2室であると解釈する人もいます。時間が正確でないのであるいは2室であるかもしれません。 このネイタルチャートから電気の天才という象徴的なものは何も見えてきません。歴史に名は残っているけれど広く名を知られるような偉人にはならなかった。確かに木星は12室だし、10室には惑星は無い。アインシュタインが10室に多くの惑星が置かれているのを見れば、その差ははっきりしています。 テスラの専門であった電気の象徴として、天王星と火星があるはずだと思いました。強い天王星と火星とそのアスペクト。でも天王星それだけで発明家、電気技術者の意味があります。さらに電気、電波、電磁放射、核放射線など。まさにテスラが扱ったものです。この天王星がテスラの出生図で強かったかどうかは上で書いたとおり。でもこの様相やハウス位置を持つ人物はこの時代に多くいたことになります。なぜテスラなのかという疑問が残ります。 □土星へのエネルギーの集中 テスラの出生図の中に、土星がミッドポイント軸に触れる惑星の組み合わせがあります。 火星/海王星=土星(オポジション) 水星/金星=土星(コンジャンクション) この土星が3室の意味に制限や制約、訓練として示すでしょう。時々コミュニケーションの障害としてさえ。火星/海王星は良い意味ならインスピレーションや多くのアイデアを示すかもしれない。同時に良い意味でこの軸に乗る土星は、具体的な形式で考えを表現する能力として示されると思います。最悪なら方向性を持たない非現実的なエネルギーを示すかもしれない。テスラのチャートの重要なエネルギーを集中する部分であるように私には見えます。 なぜテスラが天才として選ばれることになったかという私の考える仮説ですけれど、以前書いたように出生前食(プレネイタルイクリプス)の影響に目をつけて見たところ、ある意味があるものがここに存在していると思いました。食は予言的な技術においてもネイタルにおいても大きい意味を持つのじゃないかというのが私の考えです。出生前食の最初の食がその食の性質を示すとなるので、これを調べてみました。 792,6,24 6:03 GMT 北極 (サロスシリーズ2 Old north) New Moon(太陽、月)=火星/天王星=木星 水星=金星/土星 この図表の基礎的な本質は、分離と分岐の問題を示すとなっています。古いものを壊して新しい形式を作り出すこと。さらに非常に早く適合すること。人間関係に関する不運な問題。決して幸運ばかりの特性をもったサロスシリーズではないけれど、火星/天王星の中間点に新月と木星の接続からしてもかなり大きな力を含んだものに見えます。そして探していた火星天王星のペアさえも見つかります。 このサロス・シリーズがテスラの出生図のどこに影響を与えるかといえば明らかです。具体的な創造性、深遠な想像、情緒的な抑制、科学的な調査をも示すテスラの土星にコンジャンクションです。このパワーはすべてテスラの人間関係と、研究にすべてその影響を与えていたように見えます。 土星n=New Moon(太陽、月)=火星/天王星=木星 冥王星n=ASCn=土星 水星n=水星=金星/土星 あくまで今日現在の私の考えなので、今後変わることもあると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.30 00:39:47
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