Moon Phases

ネイタルのアスペクトの解釈です。
一般によく言われる解釈として、自分の目的と情緒的反応の間の矛盾が少ない
こと。人生の目的に関して自信があって、楽観的であること。
人生で運や機会が開かれる可能性がある。

この楽観性は、悩まされる苦難があっても、それをそのまま受け入れ、問題の
解決の為にすべての力をつぎ込むことから生まれるもので、心のバランスが
それを保障する要因になります。
すべての困難は、二度と同じことを繰り返さないように学習することが出来る
ので、さらに心的な平和を得ることが出来る。

この自我と情緒のバランスが、心と体の健康にも影響するので、一般にこの
様相だけで健康を示します。強い肉体的活力と耐久性、容易に一時的病気から
回復する力を示します。

否定的な解釈をするなら、この自己満足的な性質が、目的の達成の為の自己パワー
を呼び覚ますきっかけがないといつまでものんびりとした、眠気をともなった
ような状況から発奮することが出来ないということです。



この様相を持つ私が内部で感じるのは、正にこのようなものです。
これが一番分かるのは、問題が起こったとき人はどのように感じて行動するかです。
悪いことが、起こった場合、

（ああ仕方ないな。原因は自分じゃない。だったら考える（くよくよする）
　必要ないな。変えられる問題点は変えることにしよう（学習）。その後
　全くこの問題には触れず（考えたくない）、他の楽しい興味に移ります。）

ここで世の中には、この問題を長々と心の中で問題や矛盾として持ち続ける
人がいるのでしょうが、その解決できることの出来ない問題にそれ以上意識
しないほうが本当は良いと思うのです。
自分がベストで出来ることは改善して、それ以外は運命だと思ってそのまま受け入れ、
気にしないことです。自分がすべて世の中の他の人の考えや状況を操作する事は
出来ない。その決定的な事実に気付けは、自分の行動も決まるはずですよね。



プラセボという疑薬がありますが、これは全く薬学的に効くはずの無い薬です。
実際にはPlasebo＝喜ばせるという意味で、患者が薬を与えられたことで、
その効くはずの無い薬が、患者の治るという期待感からか、薬効が認められる
ことで、プラセボ効果といいます。
つまり、この治るという期待感か安心感が、自己免疫を活性化して病気が改善
しているという結果になっているのでしょう。
ここで気付くことは、人の心と体が密接に関係していて、人の自然な治癒能力は
気持ちの持ちようによって左右される割合が思ったよりも大きいかもしれない
ということです。

太陽/月のソフトアスペクトを持つなら、プラセボ効果と同じ効用をもっているの
かもと思わずにいられません。一般的な解釈にあるとおり、太陽と月のトラインなら
健康を示すというのも、その理由は問題を楽観的に見られるその性質から来る
のでしょう。