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カテゴリ:ネイタル
ネイタル様相の解釈です。 自分が持たない様相は、資料とそれを持つ人を観察し、知ることからしか その本当の意味を知ることが出来ないけれど、間違いなくすべての人間関係は、 多くのことを教えてくれます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ どうしても男性に対して、不自然な行動をとってしまうのです。 少しずつでもいいから、良いほうに自分を変えられたら… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これはある相談者の一番の焦点になる相談内容だったのですが、 チャートを見てみると目立ったのが、カイトコンフィギュレーション の軸となる月と冥王星のオポジションでした。 このカイトには金星と海王星、そして水星とヘッドも含まれていて、 ロマンチックな恋愛関係には多くの機会がある人だと思いました。 彼女は、不自然な行動や冷たさや、最後には自分から関係を終えてしまう 極端な行動を自覚してはいるけれど、どうしていつもこうなるのか、 どうすれば良いのかを自分で分かっていないというケースです。 大体、冥王星が絡むと潜在意識の部分を明らかにしないと解決できない。 本人の心の中で何が起こっていたのか、本当は知って貰ったほうがいいのです。 月の感情が作動する状況なら、それは家族、友人関係、さらに一般の 人間関係にさえもこの月/冥王星の極度さが出ることになります。 それは本人が思っているよりも、周りの人には強く感じることです。 特にハードアスペクトの場合、冥王星のコントロール問題が、人間関係で 表面に出やすい。 つまり上の相談者の場合も、その不自然な行動の原動力となるのは 極度の感情です。自分の期待に他の人が答えなければならないという 潜在意識。それを認めるか認めなくても、確かにそこに存在するものです。 その極度の感情が、自分で出口を見つけられなければ、それを他の人に 押し付けるか、完全に突き放すか、感情そのものを取り消す努力さえする かもしれません。 一般的に周期的な情緒的な上下があります。これらの問題のもとは、人々に 対する自分の情緒を満たすための高い期待から生じさせます。 ここで問題となるのは、自分の感情と情緒問題が当然として、この繰り返す 状況に自分の潜在意識の問題に気付いていない、この様相を持つ人たちでは 無く、特にパートナーや周りの人たちに圧力が向けられるということです。 上の相談者は結局、感情に従って彼を捨ててしまったということ。よく 女性が男性にさよならということはよくある事でも、この様相の意味する 理由は、 ‘すべての私の言うことを分かってくれないなら、あなたなんていらない’ という激怒から発生して、真実の愛さえ捨ててしまいかねないから、実に もったいないことです。 自分の方法ですべて決めて、他の人の助言を支配と感じるかもしれません。 これは情緒的に敏感に感じて、他の人が自分の方法に反応しない場合、 傷ついたと感じるかもしれません。でもこれは間違っています。 他の人の権利と重要性を認める必要があります。 他の相談者の例で経験したのですが、がっかりするような鑑定内容は そこには全く無かったにも関わらず、私の無料鑑定結果を無視という形で 返した人がいました。 彼女には冥王星と月のスクエア、冥王星と金星のオポジションがありました。 私の理解を超える情緒的反応が、そこにはあったのでしょう。不可解な行動は、 逆に鮮明に私の注意を向けることになりました。 まるで自分の感情に一生懸命で、自分のするべき事まで考える余裕がないかのよう でした。ここで示されることは、その行動を通して自分の無言の激しい感情を 表わしてしまっていること。その後のやり取りの中で分かったことですが、 私の鑑定すら無かったことにしたかったのでしょうね。 自分から依頼したにもかかわらず。将来の予測結果が悪かったわけでもなかった。 そのすべてのやりとりの最後に、私は真実の事を、人に対する情緒的コントロール 問題に関する指摘をするしかありませんでした。 最初から最後までこの人は相談の内容をはっきりと告げず、過去の苦しい出来事が 何かは具体的に告げず、出生時間を知っているのに告げず、そして今後どうして 良いかと聞いてきました。 もちろん信頼問題もあるでしょうが、具体的な質問がないのにそれに答えることは 私だけでなく誰でも出来ないでしょう。私はそう言って、さらに仕切りなおして 相談に乗ろうとしました。自分の感情の前では、目の前の人にも尊重すべき感情が あることが分かっていないのです。私のお客様ではないのですから、その後必要 以上に私が世話をする必要は感じませんでした。 そこの部分も冥王星/月の、自分の心の内は誰にも簡単には見せたくないという 心理が表れていました。しかし指摘されればそれを絶対に認めたくも無いのです。 この人は何か自分が求める答えを語る人がいるかどうか、試したかっただけかも しれません。 でも客観的に見ても、この方の情緒的反応は、オーバーリアクションとしか 見えません。だから身近な人はこの人に対してそのうちに当たらず、触らずに なってしまって、益々不満を抱えることになりやすいでしょう。 ここに深い心理の矛盾が存在します。上で述べた月/冥王星の困難な様相で 典型的な解釈通りのパターンが見られます。誰でも自分の深い心の内を知って くれなければならない。でも自分は簡単には本当の部分を誰にでも見せたくない。 誰でも自分の情緒的安定を脅かす人は、挑戦と見るし、認めることさえ出来ない。 そして、認めることさえ出来ないという感情の前に、一人の人としてその前に しなければならないことさえ忘れてしまうことがあるのです。 この強すぎる敏感すぎる感情は、一般の社交の場でいつも出るものではないでしょう。 この人の私生活での危機は、配偶者とのものでした。当然かなりの心理的圧力が当時は あったでしょうし、パートナーとの心理的なバトルもあったと予想できます。 他の人の価値観、感情、立場は、自分の感情の前に考慮されるべきなのです。 これは冥王星の変形が自分の意識内で働くまで、目標となるべき美徳です。 無意識のコントロール・ニーズに自ら意識することが出来れば、自分で周期的な 情緒的危機から逃れられるでしょうし、冥王星の本質的なその性質が、他の人を 助けることに向けられれば、無意識の心理を明らかに出来る才能として現れること も可能でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.16 23:10:41
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