Moon Phases

人生山あり谷ありで、苦しい状況を乗り越えて社会的に成功した人の
チャートを見ました。
ドラマ『お金がない』の主人公の健太郎みたいな人生とダブります。
これは羨ましいほどトライン様相が多いけど、個人惑星への外惑星の
挑戦的な様相もあって、バランス的に凄く良いチャートだなという印象を
持ちました。

太陽と木星のソフトアスペクトは、こういう超ラッキーな人たちには
必ずと言って良いほど見られるものですが、それにさらに天王星や
冥王星などもタイトなオーブで参加しています。
つまり、グランドトラインぷらすαのカイトコンフィギュレーションです。
人生のある時期に突然のように、幸運な転機が現れてその幸運に乗って
段階的に出世できるようになっているみたいです。

ここで気になるのはこのチャートは、他の惑星に対して土星が効いていない、
つまり土星がノーアスということで、惑星は制限無く自由にそのエネルギーを
発揮することが出来ます。
ノーアスペクトの惑星はそのチャートで特別な意味を持つものです。
それは決して悪いものではなく、この人の個性の中に組み込まれている
ものと考えたほうがいいでしょうね。現実的で、責任を果たすことなど
堅実な面がその人の個性の一部になっていて、人に信頼されるでしょう。

カーディナルサインの積極性を示すルミナリーズ惑星。
堅実と慎重さを示す地のエレメントの多くの惑星。
火のエレメントにある二つの個人惑星は、即時の環境での積極的な
行動力として現れるばずです。


幸運なチャートと言っても、決して浮かれたものではないのです。
この人の人生で必要とするものは、見当たらない要素である『風』です。
ノースノードが風のエレメントにあり、仕事や関連する人々など、
この人の人生の新しいテリトリーとして挑戦していくべき場所は、
コミュニケーションに関するものでしょう。
事実、水星関連の仕事をしています。

例えば風の要素の全くない人、あるいはシングルトンを持つ人が、
それを補うかのようにその方面に進むのはよく見かけることです。
出版書の著者やTVの司会者とか。。


タイムテーブルチャートを見れば、タイトなアスペクトなので、
ちょうどいつ頃出来事が起こるのかが、数日内ではっきり出ていて、
これなら予測も分かりやすいですね。
この時期に良いことがどっと来るだろうなって予想できます。

出生時間が分からないのですが、
結構このネイタル様相には感動してしまいました。。。
この人の人柄も感動もので、隠れファンです。。