Moon Phases

またまた占星術の薀蓄。かなり纏まってない口から搾り出したようなモノになると思う。ここのテーマは「本当の私を見つけて」。7室水星、切れた凧状態の私の「知」が「恥」にならないことを祈り、リレーションシップ、人間問題に光を当てる。総ての人間の本質は、人とのかかわりにおいて表現されることを考えれば、私の7室水星が人との関わりから、人の性格、性質を語るのは自然なことです。ラッキョウの皮を剥いていって、その芯（コア）を暴きたいと常々思っている。

「本当の私を見つけて」に当てはまるのが12室太陽。そのままですが。。12人に一人はいるという高確率の人たちの何処にこの要素が現れるのか。人との関係で現れるものだから、今日はその12分の1の話を取り上げるけど、特にその太陽がディグニティにある場合、他人様にはその影響がよく分かるのではないかと思っている。欲を言えばさらにアセンダントのルーラーの場合。だから1728分の1の人の事を見れば、ラッキョウの芯が分かるっていうことを言いたい。
太陽ディグニティ、アセンダントのルーラー。光り輝くはずの、あるいは光り輝く表現をする人の本質の部分は闇の中に隠したままであること。

ここで12室太陽の教科書的な意味を並べます。自分自身の無意識のマインドのイメージに入り込むこと。別世界、超越世界、幻想世界の中で自己の経験を得ること。自身の心の傷を通して独立と自由を得ること。他人を助けること、深い人間愛を持つことを望む。強いコンプレックス。カメレオンライクな人。永遠の犠牲者。現実と闘うこと。自己破壊、混乱と非社交。

太陽がディグニティにある場合やアセンダントのルーラーである場合、自己ドラマ化した人として現れる。本質は隠したまま、あるいは本質を意識しないまま、現実を見ないまま自己を作り上げる。上で言うカメレオンのように七変化して見えるのかもしれない。自己は別世界の理想を通して見られる。ここではざっくりと切り込んできたけど、二つの相反するキャラもお目見えするかもしれない。二枚目と三枚目のように、時に於いて様変わりするかもしれない。また時間軸で考えても様変わりはある。社交的である時と、完全に雲隠れする時のように。


「本当の私を見つけて」この言葉は、私の中ではツボに感じたのですが、結局親密な人や心を許せる身近な人の前でしか本当の自分を見せないのかもしれない。これに当てはまる一個人は近づいても、決して心を開き切らない孤高で孤独な人であるようだと感じました。