9月6日、吉野家が牛丼の販売再開を発表、18日に100万食限定発売。
写真は昨年2月、1日限定で復活した牛丼を食べる人。
吉野家の牛丼が!
18日に「復活」! 食べる? 見送る? どーする?
◆うまい、やすい、はやい!
あの吉野家の牛丼が18日に「復活」するんです~!
牛海綿状脳症(BSE)による
米国産牛肉の輸入停止の影響で、
販売を中止してから2年半余!
牛丼はやっぱり、米国産牛肉に限るのだろうか…
サンマはやっぱり、目黒産サンマに限るのだろうか…(笑)
■トモちゃんも…午前11時から100万食限定!
「牛丼復活祭」
「1日全国100万食限定」
そんな宣伝文の躍る垂れ幕が今、
全国約1000の吉野家を飾っているんです~!
「当日は午前11時から、各店長のかけ声と共に販売を始めます」
とは、吉野家ディー・アンド・シー!
利用者には記念の手ぬぐいを配り、復活祭を盛り上げる予定!
同社広報担当は、
「脂身がオーストラリア産とは違う。懐かしの味を楽しんで」
と呼びかけるッ!
並盛の価格は380円で、
輸入停止前に比べると100円高い!
米国産の輸入量がまだ少ないため、毎日販売するのは当面、
東京・築地と北海道内の店舗に限られる!ってことらしい…。
愛好家の期待も高まり、テレビで、
「ツユダク好き宣言」をした
歌手の華原朋美さん(32)もその一人!
「こくのある味が大好き。ずっと豚丼を代わりに食べていましたので、
18日は当然、並んでも食べます」
と待ちきれない様子!
■豪州産も自信!
では、米国産でなければうまい牛丼は出来ないのか?!
「オーストラリア産も日進月歩しています」
と異を唱えるのは豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)!
同国産の05年の輸入量は約40万5000トン!
02年以前に比べ、約10万トンも増えたんですぅ~!
「特に穀物肥育牛の伸びが著しい。牧草飼育に比べると脂身が多く、
日本人の味覚に合う」
っていう話!
「肉質に合わせたつゆを常に開発しています。味には自信がある」
そう胸を張るのは約700店の「すき家」を展開するゼンショー!
しょうゆベースのさっぱりした味が特徴の牛丼は、
100%穀物肥育の同国産!
「米国産にはまだ心配がある。
食の安全を求める消費者の要望もあります」
同じく、約700店を展開する松屋フーズの牛丼も豪州産!
「結局は好みの問題でしょう。松阪牛を使えば最高の味になる、
というものではないでしょうから」
って指摘!
■輸入の試金石!
米国産か豪州産か?
牛丼大好きという経済評論家の森永卓郎さん(49)は、
「吉野家が使用する米国産の部位は脂が多い濃厚な味で、
マグロで言えばトロ!
輸入停止中に豪州産を使用していたら、
イメージダウンは避けられなかった」
って話し、吉野家の「こだわり戦略」を評価!
米国産牛肉の利用拡大には、輸入量増加による価格低下も必要!
だが、所管官庁である農水省の足元では思わぬ「反乱」が…
職員用の食堂で牛丼などに豪州産を使用しているというのだッ!
夕刊紙やテレビなどで、
「安全というなら、なぜ米国産を使わないのか」
って批判されたワケ!
「一般の人から苦情電話もありました」
と同省厚生課は認めるのだ!
ただ、
「委託業者に任せています。原材料について、指導はできません」
とも…。
当の業者は、
「米国産は流通が少なく、3~5割も価格が高い。商売にならないので」
と回答!
米国産の弱点を図らずも明らかにした…
吉野家では今後、10月1~5日、11月1~5日に限定販売を実施!
それ以降は未定という話!
別の牛丼チェーンの広報担当者は、
「吉野家の牛丼がどれだけ、
食の安全にこだわる消費者に受け入れられるか。
自社が米国産を導入するかどうかの、判断材料にしたい」
って、見守っているワケ!
ってことで…
いや~、食欲の秋、味覚の秋にいよいよ!
やって来ましたネ~!吉野家の牛丼!
私も大好物!
カツ丼、親子丼、えび天丼、中華丼…
丼物は何でも美味しいですぅ~!
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