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カテゴリ:真空管アンプのパーツ
1619PPアンプ用のドライブトランスをゼネラルトランスさんのHPで探した。 変圧比2:1+1の PMF-14D に決めた後、あまり見たことがなかったライントランスのページを見てると PMF5P-10K600CT と PMF5P-10K600CT-W というのが並んでいる。 W ? と見てみると 旧タンゴの特注トランス No.10487 に似ていた。 一次側がスプリットされていないのが大きな違い。 二次側のDC抵抗値がやや高い。 出力5Wなので809や1623の60W程度のB級に近いPPのドライブに使えるかも? (1623標準動作) 長年、この手のトランスを探していたので確認のため、ゼネラルトランスさんに問合わせた。 ・このトランスはPP用 ・一次、二次ともPP使用ならばB級用ドライバーとして使用可能 との返 ・・・本来の用途は聞き忘れた。 B級用に設計された物ではないだろうが面白そう。 PMF-14Dはやめてこちらを購入。 1619PPアンプはドライブトランスの使用を中止し、AB1に計画変更した。 予算は限られている。 (平田電機広告) No.10487は、故宍戸公一氏が 6N7 B級PPのため平田電機(タンゴ)に特注した物でカットコア。 こちらは一次シングルで使用可能。二次側DC抵抗が低く作られている。 氏の8012Aや800イントラ反転アンプでも使用されている。 平田電機が廃業してしまったので買いそびれてしまった。 ヤフオクでも滅多に出てこないし、出ても 探している人がけっこういるみたいで高額。 オーディオ目的のB級用ステップダウン・トランスはこれぐらいしかないんじゃないだろうか? 米国 UTC、Triad、Stancore、Thorderson 各社には 変調器用のドライブトランスが存在した。 eBay に網を張ってみたが ほとんどひっかからない。 出てきても当然のことながら1個での出品。 ドライブトランスを使った B級PPの音を聴いたことがない。 一度は自分で作って聴いてみたいと思うも、ほとんど あきらめていた。 (UTCカタログ:興味ある方は別画像で開いてください) PMF5P-10K600CT-Wの一次側はインダクタンスが大きそう。 ALTEC 1570B(811A B級PPアンプ)のミトコンドリアみたいな ドライブ段のカソードチョークで 使ってみるのも試してみたい。 真空管809は、PALさんで購入。 注文するときメールで何も伝えなかったのだが、こちらが予定しているプレート電圧とアイドリング電流付近でクワッドを組んで送ってきて下さった。 (あくまで個人の妄想です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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