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2006年02月25日
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カテゴリ:独り言
先週、今週(今日)とNの墓参に行ってきた。
先週は大学山岳部の仲間と、今日はご家族と。(ご遺族、と言うべきか…)
先週はNの同期のIさんという先輩が幹事役で、集まりを設けてくれたのだ。
Iさんは今週もNのご家族を送迎するつもりだったが、急用が入ったので
代わってほしい、ということで、俺が車を出すことになった。
墓地は都立八柱霊園である。都立なのに、千葉県松戸市にある。
車で1時間ほどである。(八柱霊園とは、なんとも霊園にふさわしい名前だ…。)

ご家族は、もうご高齢のお母様がお一人で住んでおり、離婚した奥さんには
中1の息子さんと小5の娘さんがいらっしゃる。割合近所に住んでおり、
離婚したとはいえ子供にとってはおばあちゃんなので、子供たちは
ときどき遊びに行ったりはしているようだ。ご家族・ご親戚はお母様の
弟さんがいるらしいが、入院しているとか何とかで、今回は4人のみである。
お寂しいことだ。墓前に坊さんに来てもらってお経を上げてもらうとの
ことだった。

Nが飲んだくれてお母様の老後の資金も飲みつぶしてしまったらしく、
1周忌といっても何もできないので、家族だけで墓参に行く、という
ことになったらしい。お寺も菩提寺があるわけではなく、分からないので
坊さんも墓石屋に頼んで手配してもらったらしい。墓だけはまだNが
まともだった8年ほど前にに建てて、早世されたお父様を納めてあった。

かなり立派な墓石である。先日祖母を納骨した俺の家の墓よりも随分大きくて
堂々としている。そういえば、墓を買ったとか墓石が150万ぐらいだったとか
というような話をNから昔聞いたような気がする。Nのお父様の戒名・俗名・
享年・ご逝去の日付等が側面に刻んであった。Nの名はまだその横にはなく、
墓石の裏面にNの名と、平成九年何月何日建立、と刻まれていた。まさか
こんなに早く自分も同じ墓に入るとは思っていなかったろう。

Iさんによると、まだ戒名が決まっていないので墓銘を刻んでないそうだ。
戒名をつけてもらうにもいろいろお金がかかるので、老後の資金すらNに
飲まれてしまったお母様には、そのお金もないらしい。お金を貯めて
息子の戒名をつけてあげるのが今のお母様の生きるよすがになっているとか…


で、われわれNの仲間は先週別途墓参に行って、帰りに"偲ぶ会"(飲み会)を
開いたわけだ。会費制にしてあまった分をご仏前としてIさんと一緒に
火曜日にお母様に届けてきた。

Nは俺よりも4学年上なので、まともに4年で卒業したまともな社会人の
Iさんとは、名前は知っていても今まで付き合いがなかった。
ご仏前を届けたあと、二人で少しだけ酒を飲んだが、Nが亡くなったのが
契機で、初めて話をするような形になった。上記した今回の墓参に関する
Nのご家庭の事情等はほとんどはIさんから聞いた話である。
こういう話も聞いた。Nの奥さんのお母さんと妹さんが、Nが亡くなった際、
Nのお母さんの上に乗り込んで、これでお宅とも縁が切れますね、と言ったとか
言わないとか… よっぽどNは奥さんの実家からは嫌われていたらしい。

Nの墓所の向かい側には、キリスト教の墓が建っており、その墓は本体には
神様の栄光がどうのこうのの様な文字が刻んであって、墓銘碑は別に
石版が脇に建っている形であった。それを見てNのお母様が、うちもそのうちに
ああいうのを建てないといけないのかしら、というような話を奥さんに
話しかけた。で、俺は、墓石にまだまだスペースがあるから、大丈夫ですよ、
というようなことを言ったのだが、奥さんはまだNの姓を名乗っているとは
いえ、既に離婚しているのだ。その上、上記したような話をIさんから聞いていた
俺としては、お墓はこれからどうするのだろう、と思わずにはいられなかった。
子供たちの父親の墓なのだから、おそらく守っていくのだろうけれど…。
まあ、あまり部外者の立ち入るべき話ではなかろう。


奥さんのWさんとはNが結婚する前から紹介してくれていたのでもう15年
位前からの知り合いになる。たまたま俺と同い年だったこともあり、親近感を
持ってくれたらしい。俺がいつまでも独身でいるのを気にして10数年前は
何度か会社の女の子を紹介してくれようと声をかけてくれたが、当時は
一応俺にも彼女がいたので(別れる別れないと微妙な時期だったりしたが)、
断ってしまった。また、10年近く前、俺がある証券会社の新システム開発を
担当したころ、Wさんが以前勤めていた大手証券会社のシステムのことを
ヒアリングしたいと思い、紹介してもらってヒアリングしたこともあったと思う。
今日その話をしたら、余り良く覚えていないようだった。そのヒアリングを
してまもなく、Wさんの勤めていた証券会社は突然、それこそ青天の霹靂で
倒産してしまった。(といえばどこの証券会社か分かってしまうだろうな)
その後Wさんは大手メーカーに転職され、課長さんか何かになっている。
結構波乱万丈の人生である。

Nが飲んだくれてしまったのは、奥さんが立派なのに自分はバブルがはじけて
稼ぎもなくなって、変なプライドに囚われてしまったのではないか、と
俺は思っているが、まあNの親父さんも飲んだくれて死んだらしいので、
血は争えなかったのかもしれない。親父さんが亡くなった時、そういう親父さんを
見ているから、この子は大丈夫だよ、と近所の人が言ってくれていたそうだが、
大人になったら親父さんの何がしかの気持ちが分かってしまったのかも知れぬ。
親父さんより10歳も若く早死にしてしまった。


Nが存命のころ、何度かお宅にもお邪魔したが、大抵はNに「飲もう」と声を
かけられて散々引き回された挙句、真夜中に店も閉まってからなおコンビニ等で
酒を買い込んで「うちで飲もう」と連れて行かれた時である。Wさんとしては
迷惑だったろう…
翌日が休みの日はたまに子供たちに遭遇したことはあるが、まだ小さいと
思っていたのが、今日会ってみると、予想外に大きかったのでびっくりして
しまった。子供は大きくなるのが早い。

先週の天気予報では今日は雨とのことだったが、とりあえず晴れてよかった。
Nは晴れ男だった、という話になった。まあ、午後からは曇ってしまったが…。
墓参の後、坊さんにはお布施をその場で渡して、どこのお寺の人かも聞かずに
そのまま帰してしまった。まあそれはそれでよいのだろう。そのあと
近くの料亭を予約していたらしく、ご馳走になった。おまけに家まで送り届けたら
菓子折りと車代まで出してくれた。車代は受け取れない、と言ったのだが
押し切られてしまった。どうもうまく断るのが苦手だ。こちらとしては
まったくお気遣い不要、なのだが、向こうとしてはそのほうが気が楽なの
だろう。ま、いっか。

どうも支離滅裂な日記になってしまった。まあ、独り言、乱筆御免です。





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最終更新日  2006年02月25日 20時39分55秒
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