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カテゴリ:生活
朝青龍が優勝しました。
優勝した瞬間、髪の毛グチャグチャで やっぱり子どものような笑顔。 おめでとう! まだ若いんだから、がんばれ~ 今日は英検の試験監督バイトをしてきました。 午前は準1級、午後は5級の監督。 5級の教室を担当するのは初めて。 小学校3年生くらいの子もいて、 質問がばんばん出た。 (開始20分後)「もう終わったんですけど、どうしたらいい?」 「我慢できないので、トイレ行っていいですか」 (試験開始の合図の後)「まだ試験会場名書けてないんだけど!」 小学生って、すごく字を丁寧に書くので、 「日本○○…○高等学校」って漢字が12個も並んでる 会場名を書くのは相当大変だったらしい。 これであってる?って聞かれたし。 ほんまに小学生ってかわいい。 いつか自分も子どもを育てたいと思いました。 空き時間に、 ポール・クルーグマン『格差はつくられた』早川書房、2008 を読み始めました。 尊敬する学部時代の指導教官もお気に入りの、 アメリカの著名な経済学者。 経済ってすごくとっつきにくい気がするけど、 この本はすごくわかりやすい。 読者にとっての読みやすさを考えて書いてる感じがする。 福祉制度ががんがん削除されてきたアメリカ。 クルーグマンは、 「グローバル化や技術革新が格差を作り出し、少数のエリートと多数の貧困層を生み出した。そして、少数派エリートが自らの要求を政治に反映させるために共和党に献金し、共和党の保守派が進んだ。」 というこれまでの言説を否定する。 「経済が→政治に影響を与えた(保守化)」という流れではなく、 逆に「レーガン政権期(80年代)に顕著になる政治の保守化[30年代ルーズベルトによるニューディール政策(福祉、累進課税などの制度を整備した)への一部の裕福な個人と大企業の反発に端を発する]→不平等と格差の原因」という。 そして、 ニューディール期に格差が縮小したことを見れば、 政治状況や規制、制度のほうが、 一般的な市場の力よりもはるかに所得分配に対して影響力がある、と。 目をみはったのが、2007年(英語版原書)の出版時にすでに、 「2009年には民主党の大統領と、民主党が過半数を占める下院が誕生しているだろう」と予期していること。 クルーグマンによると、 少数派の白人エリートによる党派(共和党)政治はもはや機能しない、 なぜならば↑のような人々はアメリカ全人口に対してごく少数だから ということらしい。 う~ん、全然うまくまとめられないけど、 「おお」と思うことがたくさん書かれている。 まだ20ページしか読んでないので、 ちゃんと読んでまた感想を報告したいと思います。 経済や政治のことにはかなりうといので、 他の意見と比較しながら批判的に読むことはできないけど、 自分の尊敬している人も信頼している学者なので とりあえず鵜呑みにしてみようと思います。 追記… ポール・クルーグマンは、 2008年度ノーベル経済学賞受賞者になったんだった。 そのニュースを見て、↑の本を読もうと思ったんだった。 すっかり忘れていた。 どんどん、忘れていくなあ… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.25 19:41:40
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