グレーテルの日記

やっぱＮＨＫ偏ってます。

今日の「クローズアップ現代」（ここ数ヶ月見てなかったのに
偶然チャンネルがあってた）で、日韓条約交渉当時について
やってました。

それが、韓国側の状況ばっかり。

普通の日本人は日本側の状況だって、そんなに知らないんじゃ？と
思っていたのに扱いはほんの少し。

しかもゲスト解説はあのＢＳ討論にも出ていた小此木慶応大学教授。

また韓国よりの論客か！と思って見ていたら、ちょっと違いました。

日韓の歴史に詳しい人なので当然といえば当然なのですが、当時の
日本から見ればあれは「植民地支配」ではなく「併合」なんだ、と。

そしてそれは今も同じだ、と言ったところですかさず女性キャスター
「今もですか？」と突っ込み。

「ええ」と応えた教授は明らかに控えめに言い、その後言及しなかった。


ＮＨＫの見解としては、あくまでも「植民地支配」なんです。

番組のつくりも韓国人ばかり登場させ、日本側は印象が薄い。


なぜそこまで偏向した報道を続けるのか？


私の勝手な推測ですが、ＮＨＫは恐れているのだと思います。


日本側の主張も対等に扱えば、韓国側の言い分の矛盾がわかってしまう。

「植民地支配」「強制連行」「従軍慰安婦」というキーワードの意味や
その背景をきちんと伝えると、言葉がおかしいことに皆気づいてしまう。

その結果どうなるか。

日本は韓国の主張を正面から否定することが正しいと思い、結果として
首相の靖国参拝容認論が主流になる。

韓国側の事情をよく知っている人たちにとって、つまり韓国側が主張を
否定された時にどんな反応をするか知っている人たちにとって、それは
とても危険な状況だ。

日本政府が世論の支持を受けて本格的に韓国に反論しはじめると、韓国は
それを宣戦布告と受け取りかねない。


戦争を避けることが命題の日本にとって、もっとも簡単な危機回避手段は
日本人を騙すことだ。

嫌な言い方だけど、韓国に媚びることが戦争を回避する一番良い方法だ、
とＮＨＫは判断したんじゃないだろうか。


私は自称ＮＨＫマニアで、保守的な意見には賛同できないところも多く、
こんな結論にしかならないけど。

ひどい被害妄想の人に対して、不用意にその人を批判したり、非難した
ら、逆上して刺されるかもしれないでしょ。

そういうことを韓国に対して、心配している私です。

いや、心配しすぎだってわかっているんですよ。

でもあまりにもひどいんだもん、ＮＨＫ。